家で焼肉をしたいけど、煙やニオイが心配……。でも、おいしさと無煙を両立した焼肉プレートがあれば、家でも気軽に焼肉が楽しめます。ということで今回は、1人でも家族でも使える1台を探して、人気の焼肉プレート9製品をプロと一緒にテスト。おすすめ焼肉プレートランキングを発表します!
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※情報は『家電批評』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
新型コロナウイルスの影響でテレワークをしたり、週末は外出を自粛したりと家にいることが多い2020年。だからこそ、せめて自宅ではおいしい焼肉などを食べて気分転換したいですよね。そんな最高の“家焼肉”を実現するために欠かせないのが、肉を焼く「焼肉プレート」です。
しかし、いくら焼肉がおいしくても部屋や家具にニオイや煙が残ってしまうのは避けたいもの。おいしさと無煙の両立が求められる家焼肉では、プレート選びが思った以上に重要です。
そこで今回は、家焼肉を一番いい感じで実現できる焼肉プレートを探すべく、全9製品を集結し、実力を比較してみることに。おいしさと無煙の両立を兼ね備えた、家焼肉にもってこいの最強プレートを探します!
お店で食べるのならおいしさだけを追求すればいいですが、家焼肉の場合はそうもいきません。味以外の気になる点を押さえつつ、さまざまな角度から家焼肉のプレートの選び方を考えてみました。
まず知っておきたいのは、本当においしい焼肉の焼き方。「プレートにお肉を置き、表面が汗をかいてきたら、いい感じに火が通ってきた証拠。ただ、これでは裏側の表面の焼きが足りないため、返して焦げ目をつけたら出来上がりです」と、さわけん氏。
そのためにはできるだけ強い火力で時間をかけず、サッと焼くのが一番ですが、強い火力はどうしても匂いや煙を発生させてしまいます。
今回テストしたプレートは3タイプに分けることができますので、それぞれについてご紹介します。
電気を使って焼くホットプレートタイプは、煙や匂いを出しにくいよう脂をなるべく火に触れさせない工夫をしていますが、敏感な人はやや気になるかもしれません。
直火タイプはお肉の脂を火に落とさない工夫やプレートの高温化を抑える構造で、焼肉に最適な温度を保ち、煙を出しません。ただ、火力が抑えられ、それほど焼き色がつかず、やや香ばしさには欠けることに。
遠赤タイプは火力は強いのですが、じっくりじわじわ焼く系。薄めの牛肉よりも、魚や鶏肉、脂の多い豚トロなどに向いていそうです。
焼き肉プレートには電気、直火、遠赤と3つのタイプがあることがわかりましたが、それぞれに長所と使いどころがありますので、自分に最適な製品を選んでください。
続いては、家焼肉をするときに重視したいこと別に、選び方のポイントをご紹介します。
家焼肉で最も気になるのが煙とニオイ。焼肉の気配を部屋に残したくないという人には、こちらの製品がおすすすめです。
日本エー・アイ・シー
アラジン
グラファイト
マジックグリラー CAC-G13A
実勢価格:3万6080円
検証で最も影響が少なかったのが、アラジン「グラファイト マジックグリラー CAC-G13A」。焼きに少し時間はかかりましたが、驚くほど煙もニオイも出ず、焼肉の痕跡がほとんど感じられませんでした。
側面の熱源に触れることがないため煙が出にくい構造です。
油跳ねもなく汚れにくいのが特徴。プレートも洗いやすいです。
家焼肉では、後片付けが面倒だったりもします。洗い物を最小限に済ませたいという人におすすめなのが、こちら。
TUF(ティ・ユー・エフ)
ZAIGLE炙輪
ZG-KJS1111
実勢価格:3万2780円
TUF「ZAIGLE炙輪 ZG-KJS1111」は、コンパクトな炙輪でパーツも小さく扱いやすいモデル。サッと洗えて気持ちよく汚れを落とすことができました。片付けが苦手な人でもカンタンに片付けられるのが嬉しいです。
油受けには水を張るので、汚れがこびりつきにくいです。