(2)怒りのピークが過ぎるまで待つ

その場から離れられない時には、頭の中でゆっくりと「1、2、3……」と6まで数を数えてみましょう(6、5、4……という順番でも大丈夫です)。
心理学では「人の怒りのピークは、大体6秒」と言われています。
怒りに任せての言動から対人関係を壊してしまうことが多い方は、とりあえず6秒待ってみることをおすすめします。できるだけ無心で数えるのがコツですよ。
(3)深呼吸する

怒りを感じている時、私たちの心は高ぶり、呼吸は浅くなっています。感情と呼吸は連動しているのです。
そのため、意識をして深呼吸していると、だんだんと心が落ち着き、地に足が着いてきます。
そうやって少し落ち着いた後に、自分がどう行動するか考えても遅くありません。いい案も浮かびやすいですよ。
(4)目線を上げて切り替える

私たちは悩んでいる時、下を向いていることが多いです。実は目線と気分は連動しています。
なので、イライラしているなと感じた時には、サッと上の方に視線を動かし、気持ちをポジティブな方向に切り替えてみましょう。
イライラしてしまった自分に落ち込んだ時には空を見上げてみるのも効果的ですよ。感情に振り回されるのではなく、意識をして切り替えていきましょう。
(5)好きなものに触れる

ハンカチに好きな香りのアロマを染み込ませておき、イライラしたら香りを嗅いでみたり、飼っているペットの写真を見たり、好きなことを考えたり触れることで、気持ちを切り替えてみましょう。
私たちの心は、好きなもののことを考えたり触れている時に同時に怒ることはできません。ポジティブな感情で切り替えましょう。