新型コロナウイルス感染拡大に伴い、自分の唾液などを採取・郵送すると検査結果を教えてくれる「自宅PCRキット」が登場しています。自宅で検査が受けられるのは便利ですが、「正しく診療」されて「安全」なのでしょうか? 雑誌『MONOQLO』編集部が実際に試し、医師の方々の意見も伺いながら徹底検証した結果を、2回にわたってご紹介します。
1人で線まで唾液を採取します。
3重包装して採取終了。常温保管します。
採取後7日以内に自分でポストに検体を投函します。
検査結果:低リスク(陰性)
高リスクと低リスクのタグがあり、「低リスク」にチェックがありました。コロナに特徴的なRNA配列が検出されず医師により陰性と判定と説明書きがありました。
今回購入した検査キットの検体採取方法は「咽頭ぬぐい法」か「唾液採取」の2つでした。
ゆうパックで送るか専門業者を使うかなど、細かな差はあるが基本的な流れはどれも一緒。少し難しかったのは「咽頭ぬぐい法」という喉の奥の粘膜を綿棒でぬぐう時ぐらいで、なんの知識もない素人でも即検査は完了しました。
診断結果はどれも陰性でしたが、実は検査結果が正しいかを確かめるため、同日に病院での自費PCR検査も受診。そちらも陰性で結果に差異はありませんでした。
しかし、さらにいくつかの疑問が浮上。そもそも素人が正確に検体を採取ができるのでしょうか? また素人目ではしっかり梱包したけど、もしコロナに感染していて輸送中に検体が漏れたらどうなるのでしょうか?
さて、次回の配信(10月18日予定)では、そのあたりを医師に聞いてみた驚きの事実をお届けします。
※情報は『MONOQLO』2020年11月号掲載時(9月18日発売)のものです。実際にキットを購入する際は最新の情報を確認してください。
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