(3)息を吐きながらゆっくりと上体を上げる
息を吸って準備し、吐きながらゆっくりと上昇して、(1)の姿勢に戻ります。これを1セットとして5回程度行ってみましょう。
ありがちなワイドスクワットのNGパターン
ここからは、よくありがちなワイドスクワットのNGフォームについてお伝えします。以下の姿勢にならないように気を付けて行いましょう。
(1)内股になっている
つま先よりも膝が内側に入るとNG です。膝を傷めやすくなるため注意しましょう。太ももの付け根から外へ開くイメージで膝が内側に入らないようにします。足の小指側へ体重を掛けるように意識するとやりやすいですよ。
(2)足の指が閉じている&浮いている
足の指が閉じていたり、床から浮いていたりすると体が安定せず上半身や脚全体の筋肉が効果的に使えなくなるのでNGです。
(3)腰が曲がるor胸を張っている
写真のように腰が曲がっていたり、胸を張っていたりするとNGです。OK例のように背骨がS字のカーブをえがくようにすると体幹が安定して腹筋や脚の筋肉を使いやすくなります。
お尻をプリッと突き出すようにして、あばら骨を中に入れ込むイメージでおなかに力を入れるとやりやすいですよ。
効果が感じられるにはどれくらいかかる?
ワイドスクワットのやり方が分かったら、次は効果が得られる期間の目安やトレーニングを行うおすすめのタイミングについて説明します。
効果を得るための継続期間は約2カ月
筋力トレーニングは一般的に、適切な負荷量で週3日以上行うことが筋力アップに効果的といわれています。
筋肉はトレーニング初期にはほぼ変化が無く、トレーニングを約2カ月程度続けることでようやく肥大し始めます 。
したがって、最低でも週3日以上、約2カ月は継続することが重要なのです。
食事の1時間後に行うのがおすすめ
トレーニングは、朝・昼・夕方のいつ行っても得られる効果に変わりはありません。ただ、 食前は低血糖になりやすいため食事をしてから約1時間後がおすすめです。