macaroni料理家はまりと、macaroniカメラマンさねやんプレゼンツ「盛コツ」は、盛り付けや飾り付けのテクニックを連載するちょっとニッチな企画。「お弁当シリーズ」の2回目は、「おにぎり弁当」の盛り付けテクニックを紹介します。
登場するスタッフ
教える人(左)
macaroni 料理家 / はまり @hamaly_12
制作会社で広告のスタイリングや企業へのレシピ提供に携わったあとにmacaroniへ。「よそ行き」でないお手軽絶品レシピと、心がふっと軽くなるようなスタイリングでmacaroniの料理コンテンツを盛り立てている。
撮影&リポートする人(右)
macaroni カメラマン / さねやん
広告、報道、雑誌などさまざまな分野の写真と関わったのち、macaroniに参加。フード撮影も人物撮影さながらに「かわいいね〜!」とほめるスタイルを貫く。
おにぎり弁当をきれいに盛り付けたい
盛り付けのコツを発信していく「盛コツ」シリーズ第1弾は、お弁当特集!1回目は「ごはん+おかず」のお弁当の盛り付け方を、ビフォーアフターで紹介しました。そして、2回目はみんな大好き「おにぎり弁当」の盛り付け方!今回も劇的なビフォーアフターにご注目ください♪
前回の「ごはん+おかず編」と同様の食材です。焼き鮭はおにぎりの具として使用しているので、盛り付けの際には見えません。悪しからず……。
ポイントは、おにぎりのサイズをそろえお弁当箱の角を利用すること!
例のごとく、まずはリポート役であるわたくし、さねやん作の失敗例から。
さねやん:おにぎり弁当の悩みは、おにぎりのサイズがそろわない、おにぎりの上がスカスカ(そのせいでお弁当箱の中でトマトが転がっちゃう)、おかずがバランスよく詰められないなど……。なんかちょっと惜しい感じの仕上がりなの。
はまり:確かにこれだとトマトが転がるね(笑)。私はこんな感じに詰めてみたよ!
1. おにぎりの詰め方
まずは同じ大きさに握る、おにぎり作り
さねやん:同じ量のごはんを握ってるつもりなんだけど、完成するとだいたいサイズが違うんだよね……(笑)。
はまり:はかりを使ってごはんを計量するのはちょっと面倒だけど、同じ容器にだいたい同じ量のごはんを入れるとおにぎりのサイズがそろうよ!ラップを敷いておけば握るときも手が汚れないから、次の作業もスムーズ。真ん中を少しくぼませて具材を詰めてね。
さねやん:ちょうどいい握り加減ってどんな感じ?
はまり:食べたときにほろっと崩れるくらいがおいしいから、あまり力を込めすぎないのがコツかな。それから、冷めたときに中が硬くなりにくいように、ごはんが熱いうちに握るのもポイント。
詰め方は、それぞれ斜めに立てかけるように配置すると、ほかのおかずが詰めやすくなるよ。
2. メインおかずの詰め方
さねやん:わあ、これならおにぎりの上がスカスカしない!ごはんとはまた違って、おにぎりは味移りして欲しくないって思うんだけど……。
はまり:おかずを詰める前に、味移りを防いでくれて彩りにもなる葉物野菜を添えてみたよ。フリルレタスは、お弁当を一気に華やかにするから、ちょっと特別な日のお弁当に使うのもおすすめ。
さねやん:緑が入ると、お弁当が一気に鮮やかになるね!フリルレタスの存在感もすてき。おかずを配置するときはどんなポイントがあるのかな?
はまり:おにぎりにすると、ごはんの量がたっぷりあるから、お弁当の角をうまく使ってたくさんおかずを詰めることかな。おにぎり弁当は意外とスペースがいびつなことも多いので、卵焼きは斜めにカットして重ねてみたよ。斜めに切るだけでちょっとプロっぽくなるから試してみてほしいな。