行ったら食べたい「地元パン」
どこか懐かしい気持ちに
人気テレビ番組『マツコの知らない世界』で「地元パン」が特集されました。その土地ならではの発想や食材で作るパンは、地元の人に広く知られて、長年愛されているものが多いです。
初めて食べてもどこか懐かしいと感じる味も魅力の一つ。番組で地元パンの魅力を伝えていたのが、全国500種類の地元パンを食べ歩いた甲斐みのりさんです。
地元パン愛好家・甲斐みのりさん
甲斐みのりさんは、旅やお菓子、手土産など女性が心惹かれるものを題材に執筆する文筆家です。旅する先々のパン屋さんや駅の売店などで出会ったパンを長年に渡り記録する「地元パン」愛好家であり、著書も多数あります。
地元パン手帖
グラフィック社
¥ 1,620
「地元パン」愛好家である甲斐みのりさんが全国から選りすぐった地元パンを200商品以上掲載。どこか懐かしく可愛らしいパッケージのデザインやユニークなネーミングも楽しめる充実の一冊。
そんな甲斐さんが厳選した、全国での人気にも火が付きそうな地元パンをご紹介します。
マツコさんの出身地・千葉の地元パン
①木村屋ベーカリー「カステラパン」
スタジオに並んでいる地元パンを見て、「これ知ってる」とマツコさんが手にしたのが、千葉県東金市にある木村屋ベーカリーの「カステラパン」。千葉県はマツコさんの出身地なんです。
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パンでカステラを挟んだ三角形のパンで、中にはりんごといちごの特製ジャムがサンドされています。この2種類のジャムの組み合わせが地元ならではなんだそうです。
■店舗情報
住所:千葉県東金市東金1275
電話番号:0475-52-2202
営業時間:8:00~19:00
定休日:日曜日
②マロンド佐倉店「やぶれあんぱん」
続いてもマツコさんのテンションが上がったマロンドというお店。千葉県だけに11店舗あるパン屋さんです。甲斐さんがおすすめしたのは、マロンド佐倉店でのみ販売している「やぶれあんぱん」。
薄いパン生地に、通常の4倍の餡を入れて作られています。手で持つとずっしりとしてその重みを実感できます。あんこが好きだという方にはたまらない地元パンですね。
画像は「中世の古文書」さんのツイートから
■店舗情報
住所:千葉県佐倉市栄町18-11(京成佐倉駅南口駅前)
電話番号:043-485-9180
営業時間:7:00~21:00
定休日:なし
③山口製菓舗「サンオレ」
千葉県銚子市にある山口製菓舗という会社の「サンオレ」。丸いパンの中に溢れそうなほど入っているのはタマゴサラダ。卵が不揃いに刻まれているので、独特の食感が堪能できます。
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養鶏所から毎日届く、新鮮な千葉県産の卵を使用していることで、味もバツグンにおいしいのだとか。パンも独自の製法で作られていて、外側は歯ごたえがあり、中側はふわっとしていてタマゴサラダによく合うそうです。
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サンオレは山口製菓舗のベーカリーカフェ「赤毛のアン」というお店で購入できます。お店の外観は赤毛のアンが住んでいるグリーンゲイブルズにそっくりなんだそうです。また、地域限定でお取り寄せもしています。
■店舗情報
住所:千葉県銚子市清川町2-1122
電話番号:0479-22-4588
営業時間:11:00~18:30(カフェは11:30~17:00)
定休日:火曜日