【ダイエット太らない間食6】コーヒーは「ブラック一択」で脂肪を燃焼!
コーヒーを飲むなら、「缶コーヒー」ではなく、コンビニのセルフ式ドリップコーヒーがおススメです。理由は、追加する砂糖やコーヒーフレッシュの量が一目瞭然で、自分でカロリーをコントロールできるからです。
カフェインは脂肪燃焼効果が高いので、コーヒータイムを設けるのは、太らない間食習慣ともいえます。エネルギーの分解が早まり、疲れにくくなる効果もあります。
「カフェオレ」や「加糖・微糖の缶コーヒー」は避ける
缶コーヒーでもブラックコーヒーなら大きくは変わりませんが、カフェオレなどになると、カロリーに大きな違いが出てきます。スティックシュガーやシロップ1つとコーヒーフレッシュ1つに対し、加糖の缶コーヒーでは約2倍になるものもあります。
またカフェオレの場合、ドリップコーヒーに比べて「糖質の量が約2.5倍以上」という差があります。カロリーに大差はなくても、栄養成分を見ると缶のカフェオレは糖質(砂糖)が多く、余分な糖質は脂肪に変化して体にたまり太る原因になるのです。
もし今まで「缶コーヒー」を飲んでいたなら、その習慣をドリップ式コーヒーに変えるだけで、確実に痩せることができます。
【ダイエット太らない間食7】寝る前の「1杯のホットミルク」がムダな食欲を消す
夜寝る前の1杯のホットミルクは、熟睡することにつながり、結果的にやせることになります。
まず、深く眠ることで、脂肪を分解する成長ホルモン(成長ホルモンは、成長期を過ぎても量が少なくなるだけで分泌されます)がしっかりと分泌されるからです。
(ちなみに、コロンビア大学の研究によると、睡眠時間が7~9時間の人に比べ、5時間の人は50%、4時間以下の人は73%肥満率が高くなることが明らかになっています)
じつは熟睡することによって、ストレスが解消されます。ストレスが多い状態だとそのはけ口として食に向かいがちですが、ムダな食欲がなくなるので自然とやせやすい状態へとなるのです。
熟睡するためになぜホットミルク(温めた牛乳)がいいのでしょうか? 理由は、2つあります。
ホットミルクがいい理由1:自律神経を整えてリラックスできる
まずホットミルクを飲むことで、自律神経がリラックスします。ポイントは「温めること」で、体の中からぽかぽか温まると、全身の筋肉の緊張がほぐれ、脈がゆるやかになり、心身の疲労も和らぎます。すると自律神経も自然と落ち着いてくるのです。このように暖かい飲み物は「休息モード」へ切り替えやすくしてくれます。そして深い眠りにすっと入ることができます。
ホットミルクがいい理由2:安眠に導くホルモンが分泌
また牛乳には熟睡に必要なトリプトファンという成分が豊富です。これは、自然な睡眠を促すホルモンであるメラトニンの材料で、さらに安眠に導くセロトニンの材料にもなるのです。セロトニンはストレスを緩和する効果も持ちます。セロトニンは日中のストレスで消費されるため、どんどん補給しなければなりませんが、その材料であるトリプトファンを豊富に持つのが牛乳なのです。
眠る前のホットミルクで熟睡をする。それがムダな食欲を消すことになります。
ダイエット中の間食は「選び方と食べるタイミング」がキモ
いかがでしたか? ちょっと習慣を変えるだけで、ダイエット効果は絶大です。間食はしてはいけないと思いがちですが、選び方やとり方のコツを知れば、ダイエットの強い味方になってくれますね♪ やれることからひとつずつ、始めてみましょう!
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