野菜ジュースは「野菜汁100%」を選ぶ
野菜ジュースの選び方は、「野菜汁100%」のものを選ぶこと。
100%のものでない場合、市販のジュースには「さとう大根(甘蔗“かんしょ”・ビート)」という、甘味の強い野菜が使われており、逆に太りやすくなっている場合があります。
また加工の過程で熱が加わり、ビタミンCが壊れたり、食物繊維が一部捨てられて繊維質が少なくなっていることも。あくまでダイエットをサポートしてくれるアシスタントとして上手に取り入れるとよいでしょう。
「緑色」の野菜ジュースでぽっこりお腹を防止!
ちなみに野菜ジュースの役割は、3つの色で分けられます。
「オレンジ色」の野菜ジュース…肌の若返りジュース
にんじんを中心につくられていて、ベータカロテンが豊富で美肌効果があります。皮膚の新陳代謝を盛んにして肌の老化を防いでくれます。
「緑色」の野菜ジュース…便秘撃退ジュース
青菜を中心につくられていて、クロロフィルが豊富です。整腸作用があり、便秘対策に。頑固な便秘で「ポッコリと下腹部が出ている人」は、「緑色」のものを選びといいでしょう。コレステロール値を下げる効果もあるので、健康的にやせることが期待できます。
「赤系」の野菜ジュース…老化防止ジュース
トマトを中心につくられていて、リコピンが豊富です。紫外線のダメージから肌を守り、体の老化にブレーキをかける、アンチエイジング効果が期待できます。発がん予防やがん細胞の成長を抑える効果も期待されています。
【ダイエット太らない間食4】「食前のオレンジジュース」で食べ過ぎを防止!
野菜ジュースが苦手という方には、「オレンジジュース」がオススメです!
そのさい、オレンジジュース(濃縮還元)は果汁100%のものを選びましょう。
食前にオレンジジュースを飲むことで、食べすぎを防ぐ2つの効果があります。
1:「食欲増進ホルモンの分泌」が減る
胃に水分が入ると、食欲を高めるホルモンの分泌を減らすことができるのです。水分でおなかが膨れるので自然と食べる量も減ります。
2:「イライラ」が減り、食べ過ぎを予防
コップ1杯で「ビタミンCが84㎎ほど」含まれています。濃縮還元100%のオレンジジュースは、その他のジュースと比べて、パントテン酸とビタミンCが約2倍に増えます。
ビタミンCが体内に豊富に入ると、ストレスに対抗し、イライラがおさまる効果が。結果、やけ食いなどの暴食を防ぐことも。免疫力もアップするので、体の老化にもブレーキがかるので、きれいにやせることが可能です。
飲むタイミングは「食前」のほか、「食べながら」でも効果があるとされています。
【ダイエット太らない間食5】疲れた時は「甘いもの」より「甘酸っぱいもの」
疲れたときには、甘いお菓子をつい食べてしまいがちですが、疲れが消えたように感じるのは少しの間だけ!
血糖値が乱高下するため、すぐにまた疲れを感じて、さらに糖分をとってしまうという、悪循環に陥りがちです。糖分は2~3時間で、消化されてしまうため、脳がエネルギー切れを起こして、また疲れを感じてしまうのです。
この悪循環を断ち切り、疲れを解消するためには、糖分をエネルギーに変える必要があります。それにはビタミンB1が必要です。
B1が不足すると、エネルギーになれない糖分は余分なカロリーとなり脂肪となって体にたまっていき太ります。B1をとるためには、間食前の食事で、豚肉(赤身)を積極的に食べておくとよいでしょう。
甘いものより、「柑橘系」のジュース、ゼリー、シャーベット
さらにおススメなのは、クエン酸です。カップ入りのもずく酢が重宝しますが、もっと手軽に補給できるものとしては、柑橘類(オレンジ、みかん、グレープフルーツなど)の果物や果汁です。甘酸っぱい味が疲れをスッと癒してくれます。
とり方は、食後が疲労回復には効果的です。お菓子でも、柑橘類を使ったタルト、シャーベットなどはおススメ。他のスイーツに柑橘系果物を1/4個程度添えてもよいでしょう。