▶流水後に洗剤
魚をさばいた後、まず、いったん流水で洗い流します。その後に洗剤を使ってゴシゴシ擦り洗いをすると臭いが消えやすくなります。流水の際に熱湯を使うと、逆に臭いを閉じ込めてしまうので注意しましょう。
▶酢水で振り洗い
お酢と水を1:3の割合で混ぜ酢水を作ります。その酢水をまな板や包丁にスプレーして1分程置きます。そして水でよく洗い流します。
▶レモンの輪切りでふく
輪切りしたレモンで、まな板や包丁を拭きます。そのままにしておくと、包丁などは錆びてしまう可能性があるので、よく水洗いしましょう。
服についた生臭さをとる方法
魚屋さんに行った時、魚料理をした時、そして趣味の釣りをしたときなど魚に触れることで、服に生臭さがついてしまったことはありませんか。一度服についてしまうと、洗濯機で洗濯しただけでは取れなくて困ってしまったなんてことも少なくないかと思います。
服についてしまった臭いも、酢水や重曹が臭い消しに効果的なんです。酢水または重曹を水に溶かした重曹水に、服を漬け置きします。その後、通常通り洗濯機で洗濯すると臭いは消えています。
部屋に残る臭いの対処法
それでは、魚をさばいた後に部屋に残る生臭さ、また魚を焼いた後のなんとも言えない臭いは、どのように消臭するのがよいのでしょうか。急な来客にも対応できるよう、いくつかの消臭方法をご紹介します。
▶よく換気をする
一日に数回換気を行い、空気の入れ替えを行いましょう。空気清浄機があれば、それを使って部屋の空気がいつも循環している状態を作ると良いようです。
▶酢水で拭き掃除
殺菌効果のある酢水で、臭いの気になるキッチン周りや床などを拭き掃除すると良いです。
▶重曹を置く・まく
重曹をそのまま空の容器にいれ、蓋はせずに部屋に置いておくだけで、臭いを吸い取ってくれます。
▶茶葉を煎る
水や油などは加えず、茶葉をフライパンに敷き詰めて火をかけます。しばらくすると茶葉の色が変色し香りが出てきます。この茶葉の香りには消臭効果があり、部屋全体の臭いを消してくれます。また炒った茶葉は空の容器に入れて、臭いのきになる所に置いておいても消臭してくれます。茶葉の種類は何でも構いません。
▶グリルの水に紅茶
魚焼きグリルの水をはる場所に、お茶もしくは紅茶の葉を入れておくと、魚の臭いを抑えることができるようです。飲み終わった後の茶葉でも大丈夫です。
日々の食卓に魚料理を取り入れよう
いかがでしたか。今回は魚の生臭さを取る簡単な方法をいくつかご紹介してきました。洗剤ではなかなか消えない臭いも、他の身近なもので正しい手順と方法で消臭すれば、簡単に消す事ができます。魚は体に良いものなので、臭いを気にすることなく、いつでも気軽にいただきましょう。