使い勝手の良いカフェオレボウル。おしゃれなデザインが増え、アンティーク柄も大人気!また、色んな使い方ができるとあって、おうちに飾る人が増えています。今回は食卓やおうちが華やかになるカフェオレボウルの使い方をご紹介します!
ニコライ
カフェオレボウルとは?
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フランスで生まれたカフェオレボウルはその名の通りカフェオレを飲むための食器です。朝食にたっぷりのカフェオレを飲むフランスでは、家族ひとりひとりに専用のカフェオレボウルがあるそう。毎日使うカフェオレボウルは陶器製のものが多く、柄にも流行があり花のステンシルや幾何学模様など時代によって人気の柄が変わっていきました。今ではアンティークのものがかわいくて人気のようです。
フランスの赤ちゃんは哺乳瓶を卒業すると、初めて用意してもらう食器がフランスボウルだそう。日本のお茶碗と同じような感覚かもしれませんね。
カフェオレボウルの大きさについて
日本でこそカフェオレボウルと呼ばれていますが、本場フランスでは単純に「ボル(bol)」や「朝食用ボル(Petit dejeuner bol)」と呼ばれています。というのも、カフェオレボウルはもともとスープを飲むためのボウルとして作られました。
冬になると寒さが厳しくなるフランスでは、昔からスープにパンを浸してスプーンですくって食べる習慣がありました。1920年代頃からコーヒーが一般市民に普及して日常的に飲めるようになると、朝食に温かいカフェオレをたくさん飲む習慣ができました。
ポットに作ったコーヒーと鍋に温めたミルクをたっぷり注ぐのに、ちょうどいい大きさだったのがカフェオレボウル。スープにパンを浸して食べていた頃の名残りで、コーヒーが普及したあともカフェオレにパンを浸して食べるようになったようです。カフェオレボウルはパンをしっかり浸すのにちょうどいい大きさだったんでしょうね。
もともとスープ用のボウルだったため、丼サイズほどのかなり大きな食器でしたが、カフェオレを飲むようになった1920年代からは、お茶碗より少し大きく丼よりは小さいサイズのものが作られるようになりました。
カフェオレボウルのおしゃれな使い方をご紹介!
カフェオレを飲むためのカフェオレボウル。そのかわいさとちょうどいい大きさから、いろんな使い方を楽しめるんです。おすすめの使い方をいくつかご紹介しますね。あなたのおうちにも取り入れると、いつもの生活がちょっとおしゃれに華やかになるかもしれませんよ。ぜひ参考にしてあなた好みのカフェオレボウルを探してみてくださいね。
食卓で魅せるカフェオレボウル
▶フルーツがかわいく盛れる
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季節のフルーツを朝食やおやつに食卓へ出すとき、どんなお皿に盛ろうか悩みませんか?みんなでちょこちょことつまめるサクランボやいちごなどは、ひとりずつ小皿に取り分けてもいいけれど、大きな食器に盛る方が楽ちんですよね。そんなときカフェオレボウルにたっぷり盛ってテーブルに出すと、とってもおしゃれで華やかになりますよ!
冷たいフルーツは涼しげに見えるガラス製の食器に出すのも素敵ですが、カフェオレボウルに盛るとあたたかみも出ていいですね。お客さんが来たときにもカフェオレボウルでさっとフルーツを出すと、おしゃれで喜ばれるはずですよ。
▶毎朝の朝食にシリアルを入れて
朝食にシリアルやグラノーラ、フルーツを盛って食べることありませんか?牛乳にシリアルやフルーツがしっかり浸かる深めのお皿が便利ですが、丼ぶり以外にちょうどいいサイズの食器が意外となかったりしますよね。
カフェオレボウルなら牛乳とシリアルがたっぷり入って、食べやすい絶妙なサイズなんです。かわいくておしゃれなカフェオレボウルで朝食を食べると、気分も上がりますよ。朝起きるのもちょっと楽しみになるはず!
インテリアとして魅せるカフェオレボウル
▶サイズや柄を変えて並べる
フランスでは、カフェオレボウルも時代によっていろいろな柄が流行しました。柄にこだわって作られているから、インテリアとして飾るだけでもおしゃれなんです。ぽってりとした形にきれいな色で描かれた花や模様は、見ているだけで癒されますね。同じサイズのものを並べると統一感が出ますが、大小のサイズを交互に並べたり大きいものから小さなものを順に並べて柄や色で統一感を出してもおもしろいですよ。