しっかりと練られた背景、美しい世界観…壮大な物語にグイグイ引き込まれます。「ファンタジーの世界にどっぷり浸かりたい」という方におすすめです。
④海賊とよばれた男/百田尚樹(講談社)
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人として何が一番大切なのかを改めて教えてくれます。
出光佐三をモデルにした人物が主人公の経済歴史小説。本の厚みに圧倒されるかもしれませんが、読み始めると話に引き込まれてあっという間に読み終えてしまうはず。骨太な人物の話が読みたい人におすすめです。
⑤舟を編む/三浦しをん(光文社)
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辞書作りの大変さを学ぶとともに、温かい人間模様にも触れることができる秀作です。
読めば辞書を一冊手元に置いておきたくなる、辞書作りが題材となった三浦しをんさんの長編小説。新しい辞書を完成させるために集った人々の人間模様が描かれ、言葉の力が全編に散りばめられています。
舟を編む/三浦しをん
光文社
¥ 620
新しい辞書を編集するために編集部に集った面々の織りなす物語。内容も登場人物もタイトルもすべてハイセンス!辞書への熱意や喜び、作るための苦労はもちろん、言葉への敬意を感じ取ることができます。2012年本屋大賞受賞。
⑥夜のピクニック/恩田陸(新潮社)
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学生時代を彷彿される小説です。甘酸っぱい感じが面白かったです。
舞台となる高校の伝統行事「歩行祭」でのお話。ただ夜通し歩くだけの行事なのに、言えなかったことが言えたり…歩く前とは何かが違う。青春があった人もなかった人も、この小説を読めば学生時代を思い出すでしょう。