食事を抜けば体重は落ちますが、その後のリバウンドも避けられないのが現実。そこで今回は、薬膳料理から1日10分のエクササイズといった気軽に始められる本を集めました。食事制限ではなく食事コントロールや体を理解することで不調や悩みの解決にアプローチする方法もたっぷりと詰まっていますよ!
読書で体調管理を始めよう!
年末年始、思わず体重増加にヒヤッとしている方はいませんか?今回は、ダイエットやレシピ、解剖学から紐解いた姿勢にフォーカスを絞った本など「体を整える本」を5冊ご紹介します。早速チェックしていきましょう。
1.BAILA連載!長谷川あかり氏のレシピブック
大人気ファッション誌「BAILA(バイラ)」で連載中の特集『長谷川あかりのご自愛ごはん』と「BAILA」に掲載した同題特集から、特に人気のメニューをまとめたレシピブックが3月26日(水)に発売されます。さらに新たに考案した35のレシピも加わった、全68種類のレシピは見応えたっぷり!
料理家・管理栄養士でもある長谷川さんが「料理の常識をときには忘れて、要らない手間は潔く省いて。」と語る通り、料理初心者だけではなく上級者も唸る“楽しておいしい”アイディアがギュッと詰まった一冊です。
第一章は“ご自愛マインドレシピ”
ただ「痩せる」というだけではなく、「体に補いたい栄養、美容成分でメニューを選びたい」「ヘルシーだけど、ガッツリ食べたような満足感は欲しい」といったその時の気持ちに寄り添うレシピが並んだ第一章。「@BAILA」掲載時に大人気だったレシピも並んでいます!
第二章は平日 5 days レシピカレンダー × 4 weeks
第二章は、買い物や献立を考える“思考コスト”を最小限に抑え、さらに食材を使い切るフードロス対策もできるカレンダー式のレシピが載っています。ただ合理的というだけではなく、オシャレやモチベアップに着目している点も魅力的です。
さらに料理がもっと楽しくなるエピソードや、長谷川さんの器の話など見逃せない情報がギュッと詰まっています。
2.“おうち薬膳”がもっと身近になる一冊
「薬膳」と聞くと、すごく難しく感じたり、特別な食材や特殊な組み合わせが必要にも思えます。でも、薬膳・発酵料理家、国際中医薬膳師である著者の山田奈美さんは、風邪をひいた時にしょうが湯を飲んだり、のどが痛い時にきんかんのはちみつ漬けを食べたりするのも薬膳のひとつ、と語られています。
そんな「体調を整えるために食材を選ぶ」ことが薬膳なら、身近な食材や調味料で作る毎日の食事でも自分のからだを整えていくことができそうです。本書は5つの体の不調をテーマに構成されています。早速チェックしていきましょう。
①疲れにまつわる不調
だるい、疲れやすい、風邪をひきやすいという今の季節に特に感じる体の不調。さらに肩こりや目のかすみといった些細なことに感じてしまう体の不調まで、幅広くカバーしてくれるのが、鮭、かぼちゃ、えび、さつまいも、甘長唐辛子などの食材です。
疲れているとついついボリュームのあるお肉料理を食べたり、逆に全く食べないという選択肢になりがちですが、そんな時こそこの食材をピックアップしてみませんか。
②胃腸の不調
胃もたれ、胃痛、消化不良、便秘といった胃腸にまつわる不調こそ、しっかりと毎日の食事で整えたいですよね。白菜、カリフラワー、長いも、れんこん、レタスなど、意識せずとも口に入れている食材で体調を整えることができます。
スーパーで「どの野菜を買おうかな」と迷った時に、この食材を覚えておけばスッと手が伸びます。難しい食材やレシピではなく、タイトルにある通り一汁一菜ならチャレンジもしやすい!
③女性ならではの不調
貧血、冷え、生理痛・生理不順といった女性ならではの不調は、毎月のように起こるからこそ、どこか諦めている方も多い気がします。でも、献立にしめじ、にんじん、えび、玉ねぎ、ほうれんそうを使うだけならすぐにスタートできます。
たっぷりとこれらの食材で体を満たすことで、もっと毎日が充実できそうです。いつも使っている食材でも、山田さんのレシピ通りに作ることで、新鮮な味わいが楽しめるかもしれません。