豚肉をさっと茹でてさっぱりいただく「冷しゃぶ」。今回は、基本の冷しゃぶサラダのレシピと人気のアレンジレシピをご紹介します。主役の豚肉は、ゆで方のコツを掴めば柔らかくしっとり仕上がりますよ。今晩の献立にぜひ役立ててくださいね!
noranora69
夏に食べたくなる冷しゃぶ!
野菜もとれてお肉も食べられて手軽に作れそうな「冷しゃぶ」。でも、お肉がぱさついたり、タレが同じで変わり映えしない……など、悩みを抱えてる人も多いのでは。
今回は、冷しゃぶサラダの基本レシピからお肉をしっとり柔らかく仕上げるコツ、アレンジレシピまでご紹介します。レパートリーを増やして、今年の夏は、お家でおいしい冷しゃぶサラダを作ってみませんか?
基本の冷しゃぶサラダの作り方
材料(3〜4人前)
・豚肉(しゃぶしゃぶ用薄切り肉)…300g〜400g
・もやし…1袋
・ミニトマト…8個〜10個
・かいわれ大根…1/2袋
・ごまだれ・ポン酢などお好みの調味料
作り方
お湯を沸かした鍋にしゃぶしゃぶ用の豚肉を少しづつ茹で、色が変わったらザルに上げます。お皿に、下茹でしたもやしをのせ、粗熱がとれた豚肉、かいわれ大根をトッピングし、周りにミニトマトを散らして完成!ご家庭にあるお好みのドレッシング、ごまだれやぽん酢などを回しかけていただきます。
冷しゃぶの茹で方〜柔らかく仕上げる3つのコツ〜
上記の作り方が一般的な冷しゃぶの作り方ですが、これから紹介する3つのコツを押さえれば、お肉がしっとり柔らかく仕上がりますよ。この工程を加えることで、プロのような味に近づくはず。ぜひチェックしていきましょう!
コツ1. 豚肉に小麦粉・片栗粉をつける!
豚肉を茹でる前に、小麦粉もしくは片栗粉を薄くまぶしましょう。つけすぎた場合は落としてくださいね!水で小麦粉を薄くといてから豚肉に絡めるのもおすすめ。
粉でコーティングをすることで、旨味も逃さず、お湯で茹でた際に固くなりすぎるのを防いでくれます。
コツ2. 茹でる温度は低温で!
沸騰しているお湯に、豚肉を入れるのもNGです。100度に到達した熱湯では熱すぎるため、60~70度くらいの温度で茹でましょう。沸騰した場合は、一度火を止めて5分前後置いてから、豚肉を入れて火を通してください。
コツ3. 氷水にはさらさない!?
豚肉を茹でたら、氷水にさらす場合が多いと思いますが、実はザルに上げて自然に冷めるのを待つのがいいんです。氷水で冷やすと急激な温度変化が起こり、お肉の脂が固くなってしまう原因になります。
今まで水にさらしていた!という人は、目からウロコなのではないでしょうか。
冷しゃぶサラダのおすすめレシピ16選
それでは、冷しゃぶサラダのアレンジレシピをご紹介します。タレ別に分かれているので、お好みの味の冷しゃぶサラダを見つけてくださいね。また、後半ではうどんやそばなどを追加した冷しゃぶサラダ麺もあるので、ひと品で大満足の献立になりますよ。
まずは定番!ポン酢ダレ(しょうゆベース)5選
1. 野菜たっぷりでボリューム満点
なすとレンコンは食べやすい大きさに切り、油で揚げておきます。大根ときゅうり、大葉は千切り、残りのきゅうりとトマトはさいの目切りにしておきます。茹でた豚肉と野菜をバランスよく盛り付け、しょうゆ、お酢、サラダ油、はちみつ、しょうがのすりおろし、すりゴマを合わせたタレをかけて、できあがり!
野菜たっぷりで色鮮やかな冷しゃぶサラダは、見た目もきれいで食欲も刺激されますね。
2. ピリ辛な柚子胡椒を調味料に加えて
豚肉にお酒と片栗粉をまぶしておきます。レタスとみょうがは千切り、いんげんは斜め切りにして下茹で、大葉は食べやすい大きさに切ります。お湯が入った鍋にしょうがと長ねぎの青い部分を入れ、豚肉を茹でます。器に盛り付け、お酢、しょうゆ、オリーブオイル、柚子胡椒などを加えたドレッシングを回しかけて完成。
柚子胡椒のピリっと辛い、爽やかな香りが味のアクセントになりますよ。