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胃腸の調子を整えよう!早速始めたい有益な食事3つのポイント

美容

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。

普段の食事に比べると、たくさんのご馳走を食べる年末年始を経て、そろそろ胃腸の調子をリセットしたい時期かと思われます。

わかっちゃいるけどなかなか続けられないことも、合点がいくと楽しみながら実行できる可能性大ですね。

今回は、どの体質の方にも有益な今日から始められる食事のポイントを3つ紹介します。

ポイント1 腹八分目

“腹八分目に医者いらず”と言うように、早速始められるのは、自分にとっての適量を見極めることです。食べることは体を作ること、維持することに直接関わりがありますが、食べたものがうまく消化されない限り、血や肉と言った体の組織を作り上げることは出来ません。

有益な食事と聞くと、“何を食べたら良いの?悪いの?”と食材に目が行きがちですが、“どう食べるか”という点に意識を向けてみましょう。ある程度健康を手に入れている人にとっては、一般的に食事と考えられるものであれば、様々なものを食べてOK。

どのくらいが適量なのかは、その人のもともとの消化力によるため、個人の差がありますし、年齢や季節、一日の中でも消化力は変動します。

ついつい食べ過ぎてしまいがちの時には、食事を始める前に一呼吸置いて、“どのくらい食べられそうかな?”と自分に問いかけてみてください。そして、“このくらい食べたら、食後にはどんな感覚がやってくるかなあ?”と少し想像をしてみましょう。

そしていよいよ食べ始めます。早食いやながら食いでは、満腹感が得にくく、無意識のうちに食べ過ぎが起こる可能性があります。良く味わって美味しく頂いてください。

少なくとも20分、できれば30分程度は食事の時間を確保したいものですね。

ポイント2 リズムのある食事

毎日、“大体このくらいの時間になるとお腹が空いて来て食事の時間にする”というのが理想的です。一日2〜3食の方が多いかと思いますが、“一食目の時間が決まると、次の食事の時間の前にはちょうどお腹が空いて来て食べる”というリズムができます。そうすると自ずと排泄のサイクルも整ってくることでしょう。

ただしこのリズム作りを邪魔してしまう大敵があります。それが間食です。“食べている→消化している→消化機能が休む” が上手くいくと、次の食事を消化出来る準備が整いますので、そのサインとして空腹感がやってくるわけなのです。間食をするということは、一向に消化機能が休むことなく、ずーっと消化しているが続いている状況。

甘いものが食べたい時には、一日の中で一番消化の力が高くなる昼間に、ランチデザートがおすすめです。

ポイント3 五感で楽しむ

食事から得られる大切な効能の一つに、“喜び”があります。食べることに意識を向けながら、ぜひ五感で楽しんでみてください。食材の色や形を目で楽しみ、口に入れる前に香りを楽しみ、口に入れてからの歯触り、食感、コリコリ、シャキシャキなどという音も楽しみます。食事の支度を家で出来る時には、食材を洗ったり、切ったり、加熱調理などのお料理の段階からもかなり五感を楽しませられますね。

私はいつも、少し煙がでるくらいに熱した鉄のフライパンに、集中しながら卵をうま〜く割り落とす瞬間がたまりません!

ライター/HIKARU
アンダーザライト ヨガスクール リードトレーナー、全米ヨガアライアンスE-RYT500、YACEP認定講師、シヴァナンダヨガ正式指導者。アーユルヴェーダ・ヒーリングコンサルタント(日本アーユルヴェーダスクール認定)、Ayurvedic Medicine Practitioner(米国補完医療大学発行)など各資格を取得。AyuSya(アーユシュヤ)にて、ヨガとアーユルヴェーダの叡智を統合させたセルフケアの方法を提供する。著書に「やさしいヨガ」「HIKARUの楽しいヨガ」「はじめての楽しいヨガ」「はじめてのアーユルヴェーダ」(主婦の友社) www.ayusya.jp

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