さまざまな食のプロに、キッチン周りのお気に入りアイテムを聞く連載企画。今回紹介するのは、洗練された手作りスイーツやお料理で人気なshimaさん。主役の食材を引き立てる調味料選びのコツとは?早速、shimaさんのスパイスラックを拝見!
macaroni編集部
Today's Foodie
shima( @thinkofadream_2)/インスタグラマー
Instagramのフォロワー数22,200人(2018年2月現在)。デザイナーとして活躍する1児の母。旬のフルーツを使った手作りスイーツや、彩り豊かな季節の料理で人気を集めるインスタグラマー。
調味料も、体にやさしいものを。
旬の素材を生かしたスイーツや料理の写真で人気を集める、デザイナーのshimaさん。料理の主役の素材選びはもちろん、調味料も味わいや素材にこだわっているんだとか。アイテムとの出会いや、選ぶときに大切にしていることなど、エピソードも交えながらshimaさんのお気に入りの調味料を教えてもらいました!
1.【砂糖】ホクレン「てんさい糖」
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北海道で採れる植物「甜菜(てんさい)」を原料にして作られる砂糖、てんさい糖。「寒い地方でとれたものは体を温めるときいて、スイーツもお料理にも活用しています」とshimaさん。
やさしい甘さで、スイーツの味わいもまろやかに。オリゴ糖も含まれているのも、うれしいところ。お砂糖ひとつ選ぶ際にも、からだをいたわる気持ちを忘れないでいたいですね。
2.【オリーブオイル】フレスコバルディ・ラウデミオオリーブオイル「エキストラヴァージンオリーブオイル」
イタリア トスカーナ地方のフレスコバルディ家が生産するオリーブオイルを10年以上も愛用しているshimaさん。一切添加物を加えずに、オリーブ果汁だけを採取したオイルです。サラダ、前菜、パスタ、お肉や魚のグリルやアクアパッチァなど、どんなお料理も仕上げに一周とろ〜り。華やかなオリーブの香りで、ぐっとおいしくしあがります。
「アジの干物など、魚を焼く際にもグリルの中でひとかけしています。軽く焼いて取り出すと、身がふっくらジューシーに焼きあがるんですよ」と、和食に使える裏技も教えてくれました。
3.【マヨネーズ】ムソー「松田のマヨネーズ」
サラダのドレッシング作りなどに使うマヨネーズも、素材にこだわるshimaさん。遺伝子組み換えの餌を使わずに平飼いで育てられた鶏の卵を使用するなど、原材料を厳選して作られる「松田のマヨネーズ」がお気に入り。「素材への安心感だけでなく、濃厚な卵の味わいも魅力」なんだそう。
4.【スパイス】ジェーン「クレイジーソルト」
「皆さんご存知の人気商品だと思いますが、やはりこちらが一番使いやすくいろんな料理に応用出来ます」とshimaさん。岩塩をベースに、オニオン、ガーリック、オレガノなど7種のハーブがブレンドされた、「JANE’S クレイジーソルト」。100%天然素材を使用している点も、ポイントなんだとか。お肉やお魚、サラダ、スープなど、さまざまなお料理に風味をプラス。
5.【だし】久原本家「茅乃舎だし」
焼きあごや鰹節、うるめいわし、真昆布だしを使用した「茅乃舎だしパック入り」。化学調味料や保存料無添加で国産の原料にこだわって作られています。
「毎日のお味噌汁はもちろん、おでんやお鍋、だし巻き卵などにも活用しています」とshimaさん。香りのいいワンランク上の味わいに仕上がるんだとか。袋を破って、中のだしを使うことも出来るので、お好み焼きに混ぜたり野菜炒めの隠し味にも使っているそうですよ。
6.【塩】カマルグの塩「フルール ド セル」
2000年以上前から変わらない製塩の技法で作られる、プロバンス地方・カマルグ湿原の天然海塩。フランスの料理人たちからも愛され、「塩の真珠」と呼ばれています。
shimaさん「フランス出張の多い友人がお土産に買ってきてくれたのがきっかけでかれこれ15年は使い続けていますが、歯ごたえがありマイルドな塩味と甘味がありサラダにぱらりとかけるだけでぐんと味が締まります。我が家にはなくてはならない調味料のひとつです」。