インスタグラマー・tsutomucampさん(@tsutomucamp)が作る「ホットサンド」が、ワイルドすぎると話題に!単に断面がきれいなだけでない、"おいしさ"を追求した独自の素材選びや作り方を、詳しくご紹介いたします。
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tsutomucampさんとは?
tsutomucamp
tsutomucampさん(@tsutomucamp)は、魅惑的な「ホットサンド」の投稿で人気のインスタグラマー。日々の生活の中で、どんな具がホットサンドにしたらおいしいかを、ついつい考えてしまうという「ホットサンド」が大好きな方です。
お名前からも想像できるように、キャンプ好きということで、使用しているホットサンドクッカーは、アウトドアブランド「CHUMS(チャムス)」のもの。こだわりの道具を使用しているところからも「男飯」という言葉が浮かび上がってきますね♪
実際に食べたときに、"どれだけおいしいか" を追求しているので、焼き方や切り方にも独自の方法があるようです。単なる“萌え断”に終わらない、tsutomucampさんの本格的な「ホットサンド」の世界をご紹介いたします。
「ホットサンド」7選
1. 贅沢ジューシー「ローストビーフ」
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まず初めにご紹介するのが、豪華な「ローストビーフのホットサンド」です。何層にも重なったローストビーフと、とろりとしたチーズの断面がたまらない!
具材の熱の入り具合が絶妙で、お肉とチーズがふんわりと蒸されているんだとか。かぶりついたとき、お口の中に肉汁が溢れ出す贅沢なジューシーサンドです♪
tsutomucampさんは、使用した食材をインスタグラムの各投稿写真の2枚目に載せています。参考になる上に、シンプルな組み合わせがおいしいのだということに気付かされますよ。
2. ほうれん草がとろり「ほうれん草、ベーコン、タマゴ、チーズ」
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こちらは、色鮮やかな「ほうれん草、ベーコン、タマゴ、チーズのホットサンド」。ほうれん草は茹でてアクをとってからバター炒めに……と、ひと手間かけています。
具材で使う葉物野菜の中でも、ほうれん草はホットサンドと相性抜群なのだそう。熱々トロトロの、おいしさが詰まったサンドイッチです。
3. さっぱり味「ハム、レタス、目玉焼き、チーズ、トマト」
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具をたっぷり挟んだ「ハム、レタス、目玉焼き、チーズ、トマトのホットサンド」がこちら。ベーコンではなくハムを挟むことで、サッパリめに仕上がるとのこと。
tsutomucampさんのお気に入りの具のひとつが「トマト」。少々食べづらいけど、ハマるおいしさなんだとか♪ 具をたくさん挟んでいるのに、潰れることなくふわっと焼き上がっているところにテクニックあり!
4. 余ったおかずを再利用「ビーフシチュー」
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前の日の夕ごはんの残りを挟んだ「ビーフシチューのホットサンド」がこちらです。あとでホットサンドにすることを想定しておかずを多めに作るんだそう。
チーズをプラスして、ホットサンドならではのトロリとしたおいしさが楽しめますよ。tsutomucampさんは、このほかにも「とんかつ」や「ハンバーグ」なども挟んでいます♪
5. 男の料理「自家製コンビーフ」
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最後にご紹介するのは「自家製コンビーフのホットサンド」です。牛肉の塊を1週間前から仕込んだコンビーフを、シンプルに厚切りに。
まさに"男の料理"ともいうべき、手のかかったホットサンドですね。まるで岸壁のような断面にチーズがトロリとかかっていて、まさに「飯テロ」!
6. 王道の組み合わせ「あんもちバター」
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あんこを使ったアレンジもお得意!こちらは「あんもちバターのホットサンド」です。これ以上の組み合わせは考えられないような "王道" レシピです。
冷たいサンドイッチの具にしにくい、おもちを挟めるところがホットサンドならでは。ポイントは、おもちを茹でてから挟むことだそうです。
いつもの「あんバターサンド」とは別世界のお味が広がるはず!パンの焦げ目も魅力的ですよね。
7. ピーナッツ香る「チョコバナナ」
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もうひとつ、甘いホットサンドをご紹介。こちらの「チョコバナナのホットサンド」は、定番チョコとバナナの組み合わせに、粒入りピーナッツバターが加わっています。
サンドイッチが加熱されることで、ピーナッツの香ばしさやコクがプラスされますね。ぎゅっと潰さずに焼いているので、バナナの断面もきれいです。
考案者に聞いた!ホットサンドの作り方
なにを挟もう…!食材を決める基準
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tsutomucampさんに食材選びの基準を伺いました。まず、肉、魚、野菜など、パンと一緒に食べておいしいイメージの湧く、メインの具材を決め、次にメインと合うトッピング選びをするそうです。
トッピングの具材は、葉物野菜、トマト、チーズ、タマゴが定番で、お買い物のときに気分で決めるんだとか。なかでも、加熱すると水分の出る葉物野菜選びは難しく、千切りキャベツとほうれん草がお好みとのことです。
主役と脇役が想像通りおいしくマッチしたときが、とても楽しいそうですよ♪ パンはどこでも売っている普通の食パンの8枚切りか、もし売り切れていたら6枚切りを使うこともあるとのことです。
考案者から学ぶ!きれいなホットサンドの作り方
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tsutomucampさんは、冒頭でご紹介したようにアウトドアブランドの「CHUMS(チャムス)」を使用してホットサンドを作っています。「ホットサンドクッカー」で、ふんわりと焼き上げるコツを伝授していただきました。
まず、このホットサンドクッカーは上下をはずせるので、はずした下部のフライパン部分内側にバターを塗ってパン、具材、パンと重ねていきます。次に、やはり内側にバターを塗った上部のフライパンを、下部と結合してプレスせずにパンにのせて、手で軽く押さえながら両面焼きあがるまで約4分間待つのだとか。
これは、プレスしてしまうと具材をたくさん入れられないし、ぎゅうぎゅうに潰れた具材は食感が悪くなってしまうので、解決策として考えた独自のアイデアだそうです。
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たくさん挟んだ具材を、潰さずにきれいにカットするのが、難しいと思う人も多いのでは?tsutomucampさんは、貝印から販売されている「pas mal WAVECUT(パマル ウェーブカット)」というブレッドナイフを愛用しています。
ナイフの先を下げて角度をつけてパンの奥側にあて、その角度のまま細かくナイフを前後させつつ一気に切るというのが、tsutomucampさん流。溶けるチーズを入れたときは、ナイフをお湯で温めてから切るのだそうです。
切り口がスパっときれいな断面にできるのには、こんなコツがあったんですね♪ 理想に近づけるために努力や工夫を欠かさない姿勢に脱帽!