ブルーベリージャムを作るコツ
ブルーベリーと砂糖の割合
ジャムの甘さ加減は、好みによって差がありますよね。試しに作ってみて、甘さを足したい、または減らしたい場合は、ブルーベリーに対して30〜50%の割合で砂糖の量を調整しましょう。
使用するフルーツによっても甘さに違いがあるので、たとえばリンゴや杏など甘みの強いフルーツを使うときは、砂糖の量を減らしてバランスを整えてくださいね。
常に様子を見ながら!
火加減が強すぎたり、鍋の底が薄かったりすると、焦げ付いて失敗してしまうことも。鍋で作る場合は目を離さず、常に様子を見ながら調理してください。フルーツからでるアクを小まめに取ることで、すっきりと後味の良いジャムが作れますよ。
レモン汁なしでもできる?
ジャム作りはレモン汁なしでもできますが、とろみづけや、特有の酸味や香りをプラスするために、加えるのがベター。レモンに入っているペクチンという成分が、ジャムを固めるために必要なので、レモンなしでサラサラになってしまった場合は、ゼラチンを使うという方法もあります。
砂糖なしでもOK!
砂糖の代わりにはちみつを使って作ることもできます。普通のジャムと比べるとまろやかな味わいになるので、いつもとちょっと違うジャムを作ってみたい方にもおすすめですよ。フルーツとはちみつの割合は、同じように30~50%で調整してくださいね。
ブルーベリージャムの保存方法
自家製のジャムは保存料が使われていないため、なるべく早く使い切ることが大切です。傷みやカビを防ぐために、必ず煮沸消毒した清潔な容器に入れて保存しましょう。
冷蔵で2週間ほど保存可能で、密封して空気が触れないようにしておくと、1ヶ月ほど保存できます。たくさん作ったときは小分けにして、使う分から順番に開封していくのがおすすめです。
糖度が高いほど保存がきく
ジャムとは本来、果物を長期間保存するために作られたものです。好みによって砂糖の量は調整できますが、ブルーベリーに対する砂糖の割合が高いほど、長く保存することができます。
ブルーベリーに限らず、果物と砂糖の割合が2:1(糖度50%)の場合は2週間、果物と砂糖の割合が3:1(糖度34%)の場合は7~10日を、保管の目安としましょう。レシピによって砂糖の量が違うので、糖度を計算して保存期間を調べてみてくださいね。
冷凍保存もできる!
さらに長期間保存したい場合は、密閉袋に平たくして入れ、冷凍庫へ。冷凍保存したジャムは、3ヶ月ほどはもつようになります。解凍するときは冷蔵庫に移して自然解凍してくださいね。
ひと袋の量が多すぎる場合は、スジを付けて冷凍しておくと、パキっと折って半量で解凍できます。瓶のままでも冷凍できますが割れることがあるので、袋に入れて保管しましょう。
自家製ブルーベリージャムを堪能しよう!
ブルーベリージャムは、パンに塗ったり、ホットケーキやヨーグルトにかけたり、アイスのトッピングに使ったり……食卓の中で幅広く活躍します。お菓子作りや料理の隠し味として使う、ワンランク上の楽しみ方も。
たっぷり作ったジャムは、プレゼントや手土産にも喜ばれること間違いなし!ジャム作り初めてでも簡単にできるので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。