あまった飴を救う！レンチン２分で変身させれば大活躍！

もっともシロップ化に苦戦したのが、チューイングキャンディタイプ。こちらは某「ママの味」のキャンディーです。

ミルキーなマグマの完成……！これはこれで、パンに塗るとおいしかったのですが、使いやすいシロップになるよう試作を繰り返しました。

・水：飴の3倍
・加熱時間：1分30秒ほど
で成功しました！とろりと濃厚な練乳のよう。

研究の末、5種のシロップが完成しました！左上から時計回りに
・いちご飴シロップ
・ミルク飴シロップ
・べっこう飴シロップ
・キャラメル飴シロップ
・黒飴シロップ
となっています。

それぞれどんなアレンジがおいしいか、試してみました！

色あざやかないちご飴シロップは、炭酸水と割っていちごサイダーに。フルーツキャンディーはアソートになっているものがが多いので、カラフルなシロップをいくつも作ってホームパーティーでならべると写真映えしそうですね。

シンプルなお砂糖の甘みを感じられるべっこう飴シロップは、かき氷のシロップに。普通のシロップよりもとろりと濃厚で、お砂糖のコク、香ばしさも感じられる、リッチな味わいに。関西でよく飲まれる「冷やし飴」のような、どこか懐かしく夏らしい味わいでした。

いちご飴シロップをかけたかき氷にミルク飴シロップをかければ……いちご練乳氷のできあがり！「瓶入りのかき氷シロップを買ったものの、ひと夏の間に使い切れなかった……」という経験のある人も多いはず。いちごシロップも練乳も、キャンディで作れるなんてうれしいですね。使いたい分だけ作れるので、無駄もありません。

キャラメルキャンディで作ったソースをパンケーキにとろ〜り。作りたてはおいしかったのですが、時間が経つとキャラメルがガチガチに固まってしまいました！シロップに変身したはずなのに、口に含むと固形のヴェル○ースオリジナルが蘇ります……。前歯の裏にはりついて取れない！「おじいさんが初めてくれたキャンディー」がこんなにベトベトだとイヤですね。

透き通っていないキャンディーで作ったシロップは、時間が経つと固まってしまいやすかったです。そんな時は、水を足してもう一度レンジへ。作ったら早めに食べきりましょう。

黒飴シロップは、バニラアイスクリームへたらり〜ん。きな粉もかければ、黒蜜きな粉アイスのできあがり！コクのある黒蜜の味がしっかりします！黒飴は固まりにくく、扱いやすかったです。

手軽に作れる「飴シロップ」は、無限の可能性を秘めています……！飴をなめながら「このシロップは何に使おうか」なんて考えるのも楽しいですね。飴を何種類か集めてシロップをおいしく作れる分量を試行錯誤すれば、夏休みの自由研究にもなるかも。お母さ〜ん！あまってる飴ない〜？