水羊羹の作り方をご紹介します。さっぱりと口どけのよい水羊羹は、日本の夏に欠かせない和の冷菓。実は、ご家庭でも簡単に作ることができます。コツをおさえれば、なめらかで瑞々しいプロの味に。手作りならではのアレンジ3選も、ぜひお試しあれ♪
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簡単本格♪水羊羹の作り方
市販のこしあんを使って水羊羹を作りましょう。材料・分量・作り方のどれもがいたってシンプル。とても簡単なので、コツさえおさえれば失敗知らずのレシピです。手作りの水羊羹はさっぱりとした甘さ、なめらかな口どけで格別の味。マスターして、いろいろなアレンジを楽しみましょう。
材料(4人分)
・こしあん(加糖)……200g
・水……200cc
・粉寒天……小さじ1杯(2g)
・塩……ひとつまみ
作り方
お鍋に水・粉寒天を入れて混ぜ、中火にかけます。
木べらで混ぜて溶かし、沸騰すれば弱火にします。2分ほど混ぜながら煮て火を止めます。
こしあんと塩を加え、木べらでよく混ぜて溶かします。
水を入れた大きななボウルにお鍋の底をを当てます。木べらで混ぜながら、人肌になるまで冷まします。寒天は常温で固まるので、冷やし過ぎ無いようにしましょう。
水で濡らした型に流し入れ、蓋かラップをして冷蔵庫で冷やし固めます。氷水に当てて冷やしてもOK。
型から取出します。上下逆さまにすると表面がきれいです。型の角が丸い場合は、少し端を切り落とし、切り分けて盛り付けましょう。
作るときのコツ
こしあん:水=1:1
こしあんと水は1:1の割合と覚えておくと、そのつどレシピを見なくても作れます。ちなみに、水100㏄に対しての粉寒天は1g、塩もひとつまみとシンプルなレシピです。
しっかりと溶かす
寒天は沸騰してから2分ほど煮ることで完全に溶けます。煮溶かした後、木べらで混ぜながら冷ましましょう。熱いまま型やカップに入れると、あんと水が分離することがあります。
棒寒天でもOK
粉寒天が手に入りにくい場合は、もちろん棒寒天でもOKです。棒寒天はたっぷりの水に浸けて戻し、手でちぎって水けを絞ります。分量の水と一緒にお鍋にかけ、粉寒天と同じく木べらで混ぜながら煮溶かしましょう。
食べるときに切り分ける
水羊羹は切り口から時間とともに水分がしみ出てきます(和菓子屋さんでは葛粉を加えてこれを防いでいます)。食べる直前に切り分けるか、一度に食べない場合は食べきりサイズのカップに作るのがおすすめです。