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小旅行にぴったり!ため息が出る…「日本三景」をとことん楽しむ♡

旅行・おでかけ

日本三景ってどんなところ?

現在のように「日本三景」として親しまれるようになったのは、江戸時代初期の儒学者・林春斎が、自著「日本国事跡考」で美しい景色として紹介したことから。それぞれ歴史上の人物とも深い関わりを持つ、由緒ある景色です。

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日本三景の各地は太平洋・日本海・瀬戸内海と異なる海に面しており、それぞれ違った景観や海の幸などが楽しめるのも魅力。どこか一か所しか行ったことがないという方も多いかもしれませんが、ぜひ残りの日本三景も訪れてみてくださいね。

1.宮城県 松島

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最初にご紹介するのは、宮城県にある松島。太平洋側に面した松島湾に、大小約260の島々が広がるスポットです。あまりの美しさに俳人・松尾芭蕉も言葉を失ったと伝えられているなど、古くは平安時代から絶景として知られてきました。

見どころ①松島の多島美

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なんといっても、松島の多島美は見逃せません。松島湾観光遊覧船で近づいてもよし、「四大観」と呼ばれる名所から260の島々を一望するもよし。昼間も絶景ですが、おすすめは朝日や夕日の時間帯、そして伊達政宗が歌に詠んだ月の出る夜です。

見どころ②五大堂・瑞巌寺

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松島は戦国大名・伊達政宗にゆかりのある地としても知られていますが、その伊達政宗が菩提寺とし、再建に力を尽くしたのが瑞巌寺です。創建は828年と大変古く、東北でも有数の古刹の1つ。静謐な空気のなか、四季折々の景色や境内の建物などを楽しむことができます。

松島に行ったら牡蠣がおすすめ!

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太平洋に面した松島のおすすめグルメは、やっぱり新鮮な生牡蠣!小ぶりで濃厚、クリーミーな味わいで、生のまま食べるとたまりません。またアナゴも名物の一つで、アナゴ天丼や煮アナゴ丼などが楽しめますよ。

松島をもっと詳しく知りたい!

2.京都府 天橋立

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天に続く橋や天に昇る龍に例えられ、古くから愛されてきた京都府の天橋立。幅約20~170m、全長約3.6kmという巨大な砂嘴(さし)が、道のように伸びて宮津湾を遮っている特殊な地形が見られます。実際に渡ったり、海水浴を楽しんだりもできますよ。

見どころ①天橋立の景観

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天橋立を一望できるベストスポットは、最もポピュラーな景色が見られる「天橋立ビューランド」や、龍のような形に見える「傘松公園」、横一文字に見える「天橋立雪舟観展望休憩所」など。場所によって違った形が楽しめるのも、天橋立の魅力です。

見どころ②知恩寺

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「三人寄れば文殊の知恵」ということわざで知られる文殊菩薩の霊場「知恩寺」は、ぜひ訪れてほしいスポット。重要文化財の「多宝塔」や、雪舟の水墨画にも描かれた文殊堂などが見どころです。このほか境内から天橋立をのぞめる「成相寺」や、伊勢神宮の祭神・天照大神がもともとまつられていたという「元伊勢籠神社」も見逃せません。

天橋立おすすめ名物はブリとカニ!

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日本海に面する天橋立は、もちろん海の幸が絶品!なかでも冬にとれる松葉ガニやブリは名物となっていて、季節を合わせて訪れれば新鮮なものがいただけます。またのどぐろなどの高級魚までお目にかかれる「宮津ひもの」や、地元ワイナリーの「天橋立ワイン」はお土産にもぴったりですよ。

天橋立をもっと詳しく知りたい!
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