コツ2「どこから自分でやるか見極める」
木を切ったりヤスリをかけたり、一から十まですべて自分で行うこともできますが、作業時間や予算のことを考えると堅実的ではないかも…。まずは、欲しい間仕切りを自分で作れるかどうかを考えて見ましょう。
◆ベースから自作
低予算で自分好みの間仕切りを設置したい人におすすめ。ただし、初心者の場合はクオリティや耐久性がやや不安…。DIYが得意な家族や友人に手伝ってもらいましょう。
◆既製品を使う
例えば、箱をいくつか購入して間仕切り収納棚に作り変えるなど、デコレーションやアレンジで自分らしく手を加えたい人におすすめ。物によっては一から製作するよりもリーズナブルにできることも。
◆完成品を買う
時間とお金をかけずに仕切りたい人におすすめ。大型のホームファニシングストアなら、デザイン、サイズ、素材の異なるさまざまな間仕切りがリーズナブルな価格で手に入ります。設置は基本的にセルフです。
◆オーダーメイドする
ぴったりサイズの丈夫な間仕切りが欲しい人におすすめ。木工所などの業者に間仕切りの製作を依頼します。設計図だけで対応してくれる場合もありますが、業者に直接、設置予定の場所を確認・採寸してもらったほうが◎。
◆リフォームする
半永久的に間仕切りを設置したい人におすすめ。費用はかかりますが、破損や倒壊の心配が少なく、防音などの機能を取り入れることも可能。迷ったときは、一度相談してみるといいかもしれません。
DIYするか、依頼するか…。悩んだときは、以下の4つをじっくり確認することで、自ずと答えが見えてくるかもしれません。
□ 技量や作業にかかる時間を客観的に判断する
□ ホームセンターに行って、DIYに必要な材料と道具をすべて確認する
□ 複数の業者に見積もりを出してもらって、DIY費用と比較する
□ 予算、機能性、デザイン性、耐久性、安全性など何を最優先事項にするか再確認する
コツ3「失敗したらすぐにやり直す」
DIYのコツは、失敗したときに問題点を見つけて潔く作り直すこと。どんどん作って、どんどん失敗して、DIYの腕を磨きましょう。また、難しい作業をするときは上級者やプロにアドバイスを求めることも大切です。
見せたくないものを隠したり新しいスペースを作ったり、空間を仕切るだけでまるで自分の家ではないような新鮮な気分になれるもの。間仕切りは部屋だけでなく気持ちまですっきりと整理してくれるアイテムなのかもしれません。用途にあわせて自分にぴったりの間仕切りをDIYしましょう。
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