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今週のみずがめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ひとりの格闘者として

今週のみずがめ座は、時代と格闘する者に〇を付けていくような星回り。

坂口安吾は戦争中、肯定的なことも否定的なこともわずかしか書かきませんでした。その代わり戦争が終わってすぐに『白痴』を発表。これは終戦間近の裏町を舞台に、主人公である映画演出家の独身男のもとに、知的に障害のある女性がころがりこんできたことがきっかけで一緒に暮らすようになり、空襲があるとうろうろと逃げまわる、その奇妙な日常について描いた作品でした。

「やりきれない卑小な生活だった。彼自身にはこの現実の卑小さを裁く力すらもない。ああ戦争、この偉大なる破壊、奇妙奇天烈な公平さでみんな裁かれ日本中が石屑だらけの野原になり泥人形がバタバタ倒れ、それは虚無のなんという切ない巨大な愛情だろうか。破壊の神の腕の中で彼は眠りこけたくなり、そして彼は警報がなるとむしろ生き生きしてゲートルをまくのであった。生命の不安と遊ぶことだけが毎日の生きがいだった。」

これはある種の自虐でもありましたが、戦争に反対もしなければ、便乗や肯定も決してせずに距離を取っていたという点で芯が通っており、やはり坂口安吾は真の意味で知識人的であったと感じます。あなたもまた、既存の思想に埋没したり、流行のそれへと安易に逃げてしまうのではなく、自分なりの仕方できちんと時代と向きあっていくべし。

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今週のうお座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

花に触れる

今週のうお座は、おのれを失いそうなほどのやさしさに打たれていくような星回り。

恐ろしげな棘(とげ)をつけた薊(あざみ)の葉を見ると、その紫色の花までウニの針かなにかのように見えますが、しかしよく見れば針ではなさそうで、そっと触れてみたら案外やわらかだった。「ふれてみしあざみの花のやさしさよ」(星野立子)の大意としてはそんなところでしょうか。ただし、そのやわらかだったというところを、「やさしさよ」と表現してみせたところに作者の独創があります。

言われてみれば、やわらかというのとはずっと違った、もっと触れた瞬間の複雑な感じの出ている言葉で、作者の鋭敏な感覚とやわらかな情緒をもって初めて発見し得たのでしょう。

その意味で、情感を歌いあげることに傾きがちな女流俳人にあって、写生を押し通し、結果的に並みいる男性俳人のなかでも自由にその翼を拡げていった作者の真骨頂がここによく現れているように思います。あなたもまた、モノであれ人間であれこれまで生きてきた中でいちばん繊細に触れてみることで何かが開けていくのを実感できるはず。

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