部屋を片付けて収納場所をつくったのはいいけど、結局どこに何をしまったかわからなくなったり、使ったモノをしまわず出しっぱなしにしていませんか?今回は「やめると片付く収納8つ」を整理収納アドバイザー1級のSamiaさんに教わります。当てはまるものがあれば、解決方法もありますのでお試しくださいね。
どんなにキレイに片付けても、キレイが継続しなきゃ意味がありませんよね。片付けが苦手な人も、ちょっとしたコツで片付け上手になります。
さっそく「やめると片付く収納8つ」を見ていきましょう。
NG収納1. 出し入れの動作が多すぎる
毎日使うモノは少ない動作で出し入れできるようにしましょう。一番いいのは「ケースから取るだけ」「フックから取るだけ」のようなワンアクションの収納法です。
出しっぱなしにしたくないモノは引き出しの中にしまったり、扉付きの棚にしまうのがおすすめです。
引き出しからモノを直接出す時は「3アクション」です。
これ以上動作数が増えると片付けが面倒になり、出したモノをしまわなくなります。
NG収納2. 棚と収納ボックスのサイズが合っていない
収納ボックスを購入するときは、置く場所や奥行きにピッタリ合ったものを選ぶと空間を無駄なく使ってたくさんのモノを収納できます。
Samiaさんのおうちのキッチンカウンター下は奥行き40センチに対し、奥行39センチのニトリのボックスを使っています。
高さは棚の高さピッタリすぎると手をいれにくいので、少し低めにするのがおすすめです。
また、奥行が足りないボックスを選んでしまうと、その分収納できるモノが少なくなってしまいます。
奥行が足りないボックス
さらに手前の空いた場所についモノを置いてしまい、収納したモノが取り出しにくくなることもよくあるので、置く場所のサイズを測ってから収納ボックスを選びましょう。
NG収納3. ずっと置きっぱなしの一時置き場
郵便物や子こどもの学校のプリントなどを置く「一時置き場」。
あくまで一時的な場所なので定期的にチェックして捨てるものと保管するものを仕分ける必要がありますが、それができないと書類がどんどんたまってしまいがちです。溜まるほど億劫になるので、その都度仕分けるのがおすすめです。
NG収納4. 中身がわかりにくい隠す収納
収納ボックスを統一すると、見た目はおしゃれな雰囲気に。ただし中身が見えないということは、どこに何があるか分かりづらいということになり「どこに入れたっけ?」と色々な場所を開けて探すはめに……。
冷蔵庫の中を見えない収納ボックスで整理すると、賞味期限切れやダブり買いが増えてしまいがち。食品や使用頻度が高いモノの収納には、透明なボックスがおすすめです。
NG収納5. 汚れが付きやすい飾る収納
隠さず収納すると使うときにサッと取れて便利ですが、汚れやすいデメリットも。
調味料などを出しっぱなしにしていると、油汚れをこまめにふかなければいけないので、ズボラさんには難易度高め。
毎日使って洗うキッチンツールは出しっぱなしにする。たまにしか使わな調味料は引き出しにしまうなど、使用頻度で使い分けるのがおすすめです。
NG収納6. 蓋つきのボックスに重ねる収納
重ねる収納はよく使うモノの収納には向きません。上のモノをどかして蓋を開けて中身を出して……と、たくさんの動作が必要になります。
毎回出し入れするのが億劫になり、出しっぱなしが増えてしまいます。蓋つきのボックスに重ねる収納は、年に数回しか使わないモノを入れましょう。