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[6/28〜7/4の運勢]7月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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2021年上半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

躊躇なく、癖なく

今週のおひつじ座は、大胆かつ鮮やかな手口で“拒絶”を繰り出していくような星回り。

「花ざくろピカソ嫌ひは肉嫌ひ」(大木あまり)は、ピカソ嫌いの自分は肉嫌いであるという、作者の内面吐露と、強烈な朱色の「花ざくろ」との取り合わせが鮮やかな印象を刻印する一句。

きっとあの強烈な肉感性や激しい感情表出などから肉食家のイメージを連想し、作者はそれに対する激烈な拒絶を内から促したのでしょう。これを主観であり決めつけだと言ってしまえばそれまでなのですが、それでもこういう風に言われてしまうと、周囲はもうそれを受け入れるしかなくなるのではないでしょうか。

あなたもまた、自分にとって受け入れがたいものが何であるのかということやその表明の仕方について、いい加減にケリをつけていきたいところです。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

死んでも死なないものがある

今週のおうし座は、目に見えない身体の一部となっていくような星回り。

日本人は欧米のキリスト教信徒らとは異なり、伝統的に死者を忘れない精神文化を擁してきました。たとえば、日本では昔の人はみな「神(仏さん)」になるのであり、生きている者たちのあいだだけでなく死者たちとも、肉体や魂を超えた精神的連続性を維持してきたのです。

そこで重要となってくるのは、故人が忘れられないで祭られ続けることであり、先人とその後に続く者の連続性を信じることこそが死者の存在証明に他ならなかったということ。目には見えなくても、そこにあたかも存在しているかのように私たち自身が扱い、振る舞うことで、民族史上の死後存続、日本人という有機的共同体の一細胞としての実感を得ることができたのではないでしょうか。

ただ、そうした感受性の在り方も、身体のサイボーグ化や精神のデジタル化がすすみ、生と死の境界線がますます曖昧になってきている現代社会においては、次第にうしなわれてきてしまっているように思います。あなたもまた、自身の隠された連続性を改めて感じ直していくことになるでしょう。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

不思議な間合い

今週のふたご座は、不思議と通じあう感覚の特別さに気付いていくような星回り。

「水桶にうなづきあふや瓜茄(うりなすび)」(与謝蕪村)は、作者が江戸に出てきてまもない雲裡坊(うりぼう)と初めて会った頃につくった一句。出会いのきっかけが何であったかはよく覚えていませんが、不思議と馬があい、初対面から意気投合したのでした。

坊主頭の二人がこくりこっくりうなずきあっている様は、水桶にゆられて浮かぶ瓜と茄子にそっくりだったのでしょう。句を作った蕪村も、そして示された雲裡坊も、きゃっきゃと笑いあっているのが目に浮かぶようです。

おそらく、生涯に数度しか直接会う機会のなかった二人ですが、だからこそそんな瓜と茄子のような関わりを結べたのかもしれません。あなたもまた、自分を望ましい形で認めてくれる存在やそのつながりの価値について改めて思い至っていくことでしょう。

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