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[7/5〜7/11の運勢]7月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い
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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

悲しくなろうよ

今週のふたご座は、声なき声を身に宿してそれをさらに深めていこうとするような星回り。

もしあなたが物語を書いて本にして出したなら、一体どんな肩書きを名乗るでしょうか。かつてどこかで、高橋源一郎が「小説を書いて作家というのはつまらない。小説は「大説」に対する小説だから」と述べていたことがあります。

大説というのは仏教の経典であったり、大上段から天下国家を語ったりするものであって、それに対して小説というのは本当に小さなことをあえて取りあげていく。

それはつまらないものでございますという卑下であると同時に、声なき人たちの声を聞き、名もなき人たちのところに視点を置いて、人間のもっとも弱い部分、一番みじめな部分を書くことで、結果的にそこに光を見出していくのだという自負であり、それこそが物語や小説の得意としていることなのだと。あなたもまた、自己顕示ではなく、あくまで自己を深化させていく方向に力を使っていくべし。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

真実一路

今週のかに座は、カオス(自然)に取り囲まれたコスモス(生命)。

「女陰の中に男ほろびて入りゆけり」(堀井春一郎)という句は、まず「ほろびて」の一語が切ない。人間は誰しも「女陰」より生まれ、「女陰」へと帰っていく。けれど一度そこから出てきてしまえば、そう簡単には帰れないのがこの世の定め。

だからこそ、男はそこに執着もすれば、狂いもする。人一倍の働き者にもなれば、女にしがみついて早死にする者さえいる。どれが高等で、どれが劣っているなんてことはないのだ。彼らはみなそれぞれの仕方で女陰に戻らんと「ほろびて」いっただけ。

作者の場合は、たまたまそのうちの最後になってしまった訳ですが、それを悲劇と呼ぶか喜劇と呼ぶかは距離感の取り方次第であって、いずれにせよ、作者はただそこへ突っ込むだけの男根の愚かしさのほどを、身に沁みて分かっていたはず。あなたもまた、いずれは滅びゆく身として、それゆえにこそ一心に美と秩序とを求めていきたいところ。

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