お子さんの教育は大切なものではありますが、Aさんご夫婦は将来の家計設計を無視した安易な選択を繰り返してしまった結果、お子さんに貸与型の奨学金で学費の一部を負担してもらうことになってしまいました。
お子さんが小さいころから無計画のどんぶり勘定を繰り返した結果、お子さんに大きな負債を背負わせることになってしまったのです。
Aさん夫婦はその後、家計の指導を希望されたことで、家計の改善に成功し、今では少しずつ貯蓄もできるようになりましたが、正常な家計状況になるまでには大変な苦労がありました。
Aさんは、「もっと早く気づいていれば……」と後悔したのが遅かったため、家計の改善に通常よりも労力も時間もかかりましたが、もう少し早い段階で手を打つことができれば、正常な家計に戻すことも容易だったはずです。お子さんをお持ちの方は、Aさん夫婦のように教育費で後悔しないよう、早めの対策を考えておくことをおすすめします。
お子さんがまだ小さいご家庭なら、将来教育費で困らない家計設計にするのは、決して不可能なことではありません。