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[7/19〜7/25の運勢]7月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー
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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

私信をきわめる

今週のふたご座は、大衆的人気や分かりやすい成功とは、別角度の方向に自身の歩みを繰り出していくような星回り。

20世紀を代表する大作家、ボルヘスが編んだ世界文学アンソロジー集『バベルの図書館』の、イギリスの小説家アーサー・マッケンについて書かれた文章に次のような箇所があります。彼のことを「マイナー詩人」と呼び、「苦心の散文で書かれた彼の作品は、詩作品のみがもつあの緊張と孤独を湛えている」と書いているのです。

「また、マイナーと呼んだわけは、マイナーな詩とは種々のジャンルの一つであって、決して下位のジャンルというものではないと考えるからである。それが表現している音域はあまり広くはないが、その口調はつねにより親密なものだ。」

この記述に従えば、ボルヘス自身もまたマイナー詩人と言っていいかも知れない。彼がノーベル賞をもらえなかったのは、マイナーなジャンルにしか手を染めなかったことも大きかったであろうし、また、ごく限られたテーマを一生涯倦むことなく、繰り返し取り上げ続けたその「表現している音域」もまた、けっして広いとは言えないものでした。あなたもまた、鋭く狭く深くなにかを突いていくべし。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

私はあつくるしい人間でございます

今週のかに座は、みずから自分の定めや運命に接近していこうとするような星回り。

「御僧の息もたえだに午寝(ひるね)かな」(村上鬼城)は、僧が老いて午寝をしており、その寝たところを見ていると、息をしているのかしていないのか分からないくらいだ、という情景が詠まれている一句。それは半ば死人のようでもあるし、ほとんど木石かとも疑われるように、まるで生気を感じさせない様子だったのでしょう。

自身もまた耳が不自由であったり、生活が絶えず困窮していたこともあってか、作者の目は老や貧、弱者、廃疾に対する熱情はとどまることを知らず、そうした境遇を凝縮した世捨て人のごとき目の前の相手に、おのがたましいを集中させているのです。

こうした、たまたま道ですれ違った乞食に深い共感を寄せるとともに、もう一人の自分を見出す感性こそが、作者を並みの人物とは一線を画す由縁となっていたのかも知れません。あなたもまた、掲句のような偶然をこそ天の恵みとして受けとっていきたいところです。

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