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こんな贅沢もたまにはあり!全室スイートの「ホテル雅叙園東京」で優雅にワーケーション

旅行・おでかけ

JR目黒駅西口から徒歩3分。90年以上の伝統を受け継ぐ「ホテル雅叙園東京」は、日本の美術工芸を随所に散りばめた唯一無二のミュージアムホテルです。全室80㎡以上の広さを誇る、スイート仕様の客室でワーケーションステイすれば、仕事もはかどりそう! “日本美のミュージアムホテル”と称される館内の装飾美も必見です。

翌朝は日本の美に彩られた館内を見学!

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翌朝はせっかくなので、「ホテル雅叙園東京」の館内を探索。まずは1階のアトリウムの外に広がる庭園へ。鯉が優雅に泳ぐ池と涼しげに流れ落ちる滝…。都会にいることを忘れてしまいそうな美景に癒やされます。滝の裏にも散策路を設けているので暑い日は納涼にも良さそう。

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「ホテル雅叙園東京」には旧目黒雅叙園から受け継ぐ約2500点もの美術工芸があり、これらをホテルスタッフの解説付きで見学できるアクティビティ「雅叙園アートツアー」を開催しています。普段見ることができない結婚式場の神殿や特別個室に入ることができるこのツアーは、宿泊者限定!これはぜひとも参加したいですね。

こちらは創業当時の正面玄関を移設して再現した「和室宴会場玄関」。壁面は梅と鶴、竹林と雀を描いた黒漆螺鈿細工、天井と欄間には江戸時代の大名行列が極彩色で彫刻されています。こんな煌びやかな玄関見たことない…。思わず溜め息が出ちゃいます。

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鹿鳴館や三菱一号館などを手がけた、日本近代建築の父と呼ばれる、建築家ジョサイア・コンドル氏設計の旧建築を移築した中国料理「旬遊紀(シュンユウキ)」の特別個室「南風」。マントルピースや日本画家・堅山南風(かたやまなんぷう)氏による花鳥画が壁と天井に描かれ、なんとも華やか。

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1階エントランスからレストランや客室がある棟へ続く回廊。壁面には立体的な彫刻を施した極彩色の木彫板が、天井には日本画家の横尾芳月(よこおほうげつ)氏らによる美人画が並んでいます。こちらは回廊に展示しているのでいつでも見られます。

■宿泊者限定アクティビティ「雅叙園アートツアー」
開催時間:9時~10時30分
定員:15名(先着順)
料金:無料
※申し込みは前日17時までにフロントで。ホテル公式サイトでも予約可

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東京都指定有形文化財の「百段階段」も必見です。7号館まで建てられた旧目黒雅叙園の3号館にあたる「百段階段」は、1935(昭和10年)建造のホテル内に現存する唯一の木造建築。宴会場として使用していた7つの部屋を99段の階段廊下が繋いでいます。部屋ごとに趣向が異なり、画家や彫刻家、建具師、染師など、さまざまな職人の技術の粋が集結しています。

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7つの部屋のなかでもっとも華やかな「漁樵の間(ぎょしょうのま)」は、床柱や欄間、天井にさまざまな彫刻を施し、すべて純金箔や純金泥、純金砂子で仕上げています。2本の柱床には中国の説話「漁樵問答」のように、春と秋、海と山、立っている姿と座っている姿が相対するように描かれているので要チェック。

「百段階段」は企画展開催時のみ一般公開されます。2021年7月3日から9月26日までは「和のあかり×百段階段2021 ニッポンのあかり、未来のひかり」を開催。詳細は「ホテル雅叙園東京」の公式サイトでチェックしてください。

■和のあかり×百段階段2021 ニッポンのあかり、未来のひかり
営業時間:11時30分~18時(最終入館17時30分)※土曜、7月22日・23日・8月8日~13日・9月19日は~20時(最終入館19時30分)、8月21日は~17時(最終入館16時30分)
料金:1200円
休み:開催期間中無休

昭和初期から受け継がれる美術工芸品に囲まれた「ホテル雅叙園東京」。スイートルームの客室は、ちょっと贅沢なワーケーションステイにぴったりです。平日限定ウィークデー・リモートワークプランもあるので、新しい生活様式や働き方に合わせて利用してみてくださいね。

■ホテル雅叙園東京(ホテルガジョエントウキョウ)
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
TEL:03-3491-4111
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
料金:1室あたり3万6480円~
※2021年7月現在の料金で、空室状況によって予約できない場合もあります

Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:田尻陽子
※写真の一部はホテル雅叙園東京提供

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