新宿から電車で約50分で到着し、手軽に山歩きや登山が楽しめる高尾山。この夏、最寄り駅である高尾山口駅からすぐの場所に、新ホテル「タカオネ」が誕生しました。日帰り観光地のイメージが強い高尾山ですが、宿泊することで早朝や深夜、四季折々に変化する高尾エリアの表情を楽しめるように。山登り以外のさまざまな過ごし方を提案してくれる宿なのです!
宿泊者以外もふらっと立ち寄りやすい!
全28室・定員172名と比較的コンパクトな宿
築30年の建物を京王電鉄が買い取ってリノベーションした「タカオネ」。約1600種類の植物、約100種類の野鳥、約20種の動物が自生するといわれる自然豊かな高尾山と調和する、ナチュラルな外観が印象的です。
「タカオネ」という不思議な宿名は、高尾山の由来となった「高いところで左右に長く伸びる尾根」を意味す「高尾根」という言葉からとっています。
RECEPTION
RECEPTIONに丸太の椅子が並んでいたり、裏山で拾い集めた落ち葉を内装に使っていたりと、全体的にアウトドア&手作り感あふれるつくり。
「KITCHEN」
1Fにはカフェ&ダイニング「KITCHEN」が。MORNING(8時~10時30分)、LUNCH(11~15時)、DINNER(15~20時)の全時間帯で、宿泊者以外も利用できます(緊急事態宣言発令に伴い、営業時間を短縮しています)。
メニューには八王子産食材を多く採り入れ、高尾ビールと共同で開発した「タカオネオリジナルビール」も飲めるので、ぜひ地元の味を楽しんでみて!
朝食
すべての宿泊プランにはサンドイッチとドリンクの朝食付き。ここでバスケットに入れて受け取り、館内のお気に入りの場所でいただきましょう!通りに面した「街のテラス」席ではペットを連れての利用もOK。通りがかりの人もふらっと立ち寄りやすい、高尾山のプラットフォームのような場所を目指しているそう。
木の温もりを感じるフロアマップ
登山以外の過ごし方・アクティビティを提案
施設のコンセプト「TURNING」を表現したアートをエントランスで発見
高尾山といえば登山やハイキングが定番ですが、「タカオネ」ではそれ以外の多彩な過ごし方やアクティビティも提案してくれます。
驚くべきは、すべての宿泊プランに薪がついてくること。薪を火にくべて「NAKA-NIWA」(なかにわ)で焚火が楽しめるほか、焼きとうもろこし(500円)、スモアセット(600円)などの焚火調理も可能。気軽にキャンプ気分が味わえるのです。
「NAKA-NIWA」での焚火体験
そのほか、有料ではありますが、事前にオンラインでヒアリングしてもらいながら楽しむ「高尾オーダーメイドツアー」や、陶芸、革小物づくりワークショップなどを体験することができます。
施設のコンセプトは「TURNING!」。高尾山で過ごす時間によって、訪れた人の日々をほんの少し変えるような場所=「TURNING POINT」のような施設を目指したいという想いが込められているそう。
星空が見えるバスルームやテラスで高尾の自然を感じて!
「ルーフトップバスルーム」(9000円〜/46㎡・定員9人)
部屋の種類は全4タイプ。なかでもイチオシは「ルーフトップバスルーム」です。定員9人の室内には二段ベッドが配置されており、学生時代の合宿を思いだして思わずワクワク。
「ルーフトップバスルーム」