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“入場料のある書店”「文喫 福岡天神」で贅沢な読書体験を!

「本と出会うための本屋」をコンセプトに、東京・六本木で人気を博す「文喫」。その2号店が2021年3月、福岡・天神にオープンしました。「本を選ぶための良質の環境とサービスで新しい読書体験を提案する」という話題のスポット、入場料のある書店「文喫 福岡天神」で、その魅力をとことん満喫してきました。

約3万冊から意中の本を探す旅へ

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「文喫 福岡天神」は、天神の老舗百貨店・岩田屋本店7階にあります。店内では無料・有料エリア合わせて、約3万冊の本の閲覧や購入が可能です。お店を訪れたのは、クリスマス前。店内はクリスマスの装飾で彩られていました。

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有料エリアに入るには、まず総合受付で入場料を支払い、バッジを受け取ります。入場証の代わりになるので、書店員さんの見える位置に付けましょう。

多彩な空間を備える有料エリアで「本との出会い」を満喫

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有料エリアには、選書室・閲覧室・児童書室・喫茶室の4つの空間と、ゆったりと読書を楽しめる150席が用意されています。

このエリア内にある本はすべて、プロフェッショナルな書店員が1点1点を厳選したもので、1冊として同じ本は置かれていないそう。本の配置や陳列にも個性が感じられ、まさに「本との偶然の出会いを楽しむ場」となっています。

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まず、入口付近にあるのが「選書室」です。併設されたカルチャースクールの特色も取り込んだ、食・ファッション・アートなどのジャンルの本が陳列されています。一般的な書店にはないような、眺めるだけでも楽しい実用書も充実しています。

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奥にあるのが「閲覧室」です。人文科学や自然科学、文学などのジャンルを中心に、気軽に読めるものから読み応えのあるものまで、幅広くラインアップされています。西洋の図書館のような空間で、集中して本と向き合うことができます。

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読書に没頭したい時は、「閲覧室」の一角にあるデスクライトと電源を備えた席もおすすめです。無料Wi-Fiも使えるため、パソコンやテキストを持ち込んで作業することも可能。充電ケーブル・アダプターや延長コードの貸し出しもありました。

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靴を脱いで入室する「児童書室」は、福岡店で独自に作られたスペースです。子どもが興味を持ちそうな本が、枠組みにとらわれずセレクトされています。ベストセラーや大人にも読んでほしいという絵本が並び、親子で読書に没頭できます。

天井には、福岡出身の陶芸作家・鹿児島陸氏が手掛けたモビールが装飾されています。ほっこりとした雰囲気の中で、家族の楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょう。入口横に、ベビーカーを置くスペースがあるのも嬉しいですね。

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店内では、ショーケースの中の本も、オブジェに飾られた本も、すべて閲覧・購入が可能です。

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各所に配置された企画棚には、書店員によりその時々のテーマに合わせてさらに厳選された本が並んでいます。関連書をまとめて深堀りできるようにするなど、陳列にも工夫が施されています。どの本にするか迷った時は、ここから探すのもおすすめです。

無料のドリンクと軽食を提供する喫茶室でひと休み

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会話や食事を楽しめる「喫茶室」は、昔ながらの百貨店の喫茶を想起させる空間で、ホッとひと息つきたいときに最適です。こちらの席の一部にも電源があり、パソコンを使ったちょっとした打ち合わせにも使えます。

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有料エリアはフリードリンクがサービスになっています。喫茶室のカウンタ―で入場バッジを見せて注文します。メニューはコーヒー、煎茶、ノンカフェインのルイボスティーの3種類。いずれもホットかアイスが選べ、お代わり自由です。

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有料の食事やデザートは、喫茶らしいメニューが充実。今回は「厚切りフレンチトースト ベリーソースとバニラアイス添え」を注文してみました。中までしっかりと味が染み込んだフレンチトーストが、バニラアイスやベリーソースの酸味と絶妙にマッチ。

喫茶室に限らず、有料エリアは児童書室を除き飲食OK(持ち込みは不可)です。自分の都合に合わせたスタイルで、食事やティータイムが楽しめるのも嬉しいですね。

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