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究極のとろとろ「とうめし」レシピ。豆腐屋直伝、たった一丁で簡単にごちそう完成

レシピ

お手ごろ価格で栄養満点な豆腐は、日本の食卓に欠かせない食材。冷奴や麻婆豆腐も良いですが、豆腐を簡単にごちそう化できる「とうめし」は知っておくと重宝する料理です。肉や魚いらず、豆腐一丁でおいしいレシピをお届けします。

たった一丁で簡単。豆腐専門店直伝のとうめしレシピ

Photo by akiharahetta
Photo by akiharahetta

豆腐はいつでもどこでも手に入る身近な食材。世の中には数多くの豆腐レシピが存在しますが、なかなか主役になりにくいイメージがありませんか?

いいえ、そんなことはありません。肉や魚と同様にごはんがもりもり進む豆腐料理「とうめし」があります。

とうめしとは、出汁で煮込んだ豆腐をごはんの上にのせた丼のこと。煮込むので少し時間はかかりますが、調理自体は簡単で豆腐の扱いもむずかしくありません。肉や魚のように面倒な下処理もなく、豆腐一丁で簡単にごちそうが完成しますよ。ラクしたいときの献立にもうってつけ。

Photo by 豆富食堂
Photo by 豆富食堂

恵比寿「豆富食堂」2021年11月30日(火)に開店した、豆腐の製造工房を併設した豆腐専門店。職人が毎日手作りする豆腐を販売、その豆腐を使ったさまざまな料理を楽しめる

そんなとうめしをおいしく作る方法を知るべく、2021年に東京の恵比寿にオープンした豆腐専門店「豆富食堂」の料理長にレシピを教えてもらいました。おいしく作るためポイントと秘伝の配合タレの作り方は必見!

とうめしをおいしく作るためのポイント

Photo by akiharahetta
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ポイント1:絹ごし豆腐を使う

「お店の味に近づけるには、絹ごしを使いましょう。豆富食堂でも、なめらかな食感を重視しており、絹を使っています」

ポイント2:火加減は極弱火

極弱火で保温ぐらい

ポイント3:旨み食材を加える

Photo by akiharahetta
Photo by akiharahetta

「出汁やしょうゆ、みりんなどの基本調味料だけでも作れますが、より深みのある風味に仕上げるために、旨みの濃い食材を加えます。本レシピの材料では、さつま揚げ、牡蠣しょうゆ、牛脂がそれにあたります。

牡蠣しょうゆは最近スーパーでも販売されている商品ですし、手に入りやすい食材ばかりなので必ず加えてほしいですね」

ポイント4:ごはんは硬めに炊く

「とうめしは、シンプルに豆腐とごはんを楽しむひと品。豆腐のなめらかさと米粒の食感のコントラストをハッキリさせるためにも、ごはんは硬めに炊くようにしましょう。タレをかけたときに、ベチャッとなりにくくなります」

材料(1人前)

Photo by akiharahetta
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調理時間:30分

・絹ごし豆腐……1丁
・米……1合

〈タレ〉
a. さつま揚げ……1枚
a. しょうがスライス……5g
a. 牛脂……5g
a. かつお出汁……300cc
a. みりん……87cc
a. 酒……50cc
a. 丸大豆しょうゆ……大さじ2杯強
a. 牡蠣しょうゆ……大さじ1杯強
a. 砂糖……小さじ1杯強

〈トッピング〉
・揚げ玉……適量
・山椒……少々

作り方

1. 豆腐を水切りする

Photo by akiharahetta
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豆腐の封を開け、余分な取り除いてから水切りします。トレーやバットなどの平らな容器にキッチンペーパーを敷き、豆腐をそっとのせます。キッチンペーパーは数枚重ね、そのまま30分置きます。

同時に炊飯器のスイッチオン、ごはんは通常よりも水を少なめにして硬めに炊きます。

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