業務スーパーで買えるラップがコスパよく、使いやすいと人気を集めています。どうやらプロ好みの使いやすさで、ストックやリピ買いする人が続出しているのだとか。この記事では調理師の筆者が、業務スーパーのラップを実際に使い徹底的にレビューします!
サイズごとに側面の色が異なっています

箱の側面には飛び出し防止ストッパーがついています。これは開封時に、「押す」と書かれた部分を指で押し込んで使えばOK。有名メーカーのラップよりも、飛び出し防止ストッパーのサイズがやや大きめです。
ラップの素材は「塩化ビニル樹脂」

「プロ好みのラップ」の原材料は、塩化ビニル樹脂(ポリ塩化ビニル)。有名メーカーのラップに使われているポリ塩化ビニリデンと比較すると、酸素や水蒸気を通しやすく、耐熱温度がやや低めです。(耐熱温度:ポリ塩化ビニリデン/140度、塩化ビニル樹脂/130度)
一方で、伸縮性と耐久性にすぐれているのが大きな特長。容器をぴっちりと覆ったり、異物混入の原因になりにくかったりするため、スーパーや飲食店では使われているラップは、塩化ビニル樹脂製がほとんどなんですよ。
実際に使ってみると……
ラップの切りやすさ

サイズ感や原材料を確認したところで、実際に使い心地を試していきます。基本の切り方は画像のとおり。親指で押さえるべきポイントが箱の中央に書いてあって、とてもわかりやすい作りです。
刃は金属製で直線のノコギリ状になっています。有名メーカーのラップと比較すると、少し刃の山が大きく、先が鋭利になっていました。使う際はけがをしないように注意しましょう。

ラップを引き出してふたを閉じ、親指マークをしっかりと押さえます。そのまま奥から軽く持ち上げるように引くと、スパッと気持ちよく切れました。ラップが伸びて切りにくいということもなく、ストレスのなさに思わず何度も切り心地を試してしまいました。
くっつきやすさ(密着度)・包みやすさ

ラップをかけたのが気にならないほどぴたっと

表面がマットでざらついた食器には密着しません
