
お友達の伝手があって借りることができたという念願の庭つき一軒家。誰が遊びに来ても自由にくつろげるように意識されているという、古道具や古家具、民芸品に彩られたお部屋を拝見しました。
古さを活かしてDIYを楽しむ
cano さんがご夫婦で二人暮らしをしていらっしゃるのは、東京郊外にある築50年の一軒家。ご近所に住んでいらっしゃるという地元のお友達の伝手があって借りられたおうちは、古いけれども原状回復なしで自由に改装できることが魅力。
縁側のある12畳のお部屋は旦那様、canoさんはキッチン・ダイニングと担当を決められて、古い建物の良さを活かしながら素敵な空間をつくっていらっしゃいます。

こちらは旦那様担当のお部屋。畳だった6畳二間の空間を襖を外して12畳の板間にDIY。キャンプ道具をおいたり、お客さんがきたときに集まるお部屋として使われています。

板だけが浮いてしまわないように、もともとあった障子や壁の質感と馴染むような素材選びをしているという旦那様。おいてあるものも、古いものとうまく調和するように、蚤の市などで良い風合いのものを選ばれています。

押し入れ部分にぴったりと収まったレコード棚もDIY。棚をつくるときも、塗料選びなど、もともとの雰囲気に馴染むものを慎重に選ばれているんだそう。

「庭が広いことが決め手だった」というお二人。雑木林を開墾して畑も作られたそう。縁側でこんなふうに楽しむ時間、素敵です。
古い建物なので、夏は湿気がすごかったり(業務用の除湿機を買われたそう)、冬は寒かったりと大変なこともあるそうですが、一軒家だからこその暮らしを満喫されている様子を拝見すると、自分もいつかはと憧れてしまいますね。
古道具・古家具で彩るリビング・ダイニング

こちらは、canoさんがインテリアを担当されているキッチン・ダイニング。

ダイニングテーブルは、この家に住み始めてから、益子の仁平古家具店で購入。「人がたくさん集まる家にしたい」と幅180cmある大きめのものを選ばれています。