家族3人で暮らす、賃貸の3LDK。シンプルに整ったリビング・ダイニングをつくる秘訣を伺いました。
北欧の照明を取り入れた、シンプルなリビング・ダイニング
旦那様と、4歳のお子さんと3人で暮らしていらっしゃるmikuさん。旦那様の転勤でお引越しされてきたお住まいは賃貸の3LDKで、リビングの隣の和室をお子さんの遊ぶ部屋に、あと2部屋はそれぞれmikuさんとお子さんとの寝室、旦那様の寝室として使われています。
「リビングの隣に繋がっているお部屋があることを条件に探していました。子どものおもちゃや遊具をリビングに置くと、狭くなってしまうので。今のお部屋は1階でお庭もついているので、コロナで公園に行けない時も外で遊べるし、住んでみたら気持ちがよいな、と。次もお庭つきがいいなと思っています」
LDKは約16畳。とてもシンプルに整っていらっしゃいます。
特に多くの時間を過ごすダイニングは、家具や照明をこだわって選びました。テーブルと合わせているYチェアはACTUSで購入。照明はルイスポールセンのPH5。
リビングの棚の中にしまわれているきのこ型のテーブルランプも、ルイスポールセンのパンテラ ポータブル。ダイニングで作業するときにはテーブルの上で使ったり、持ち運びができるところが気に入っていらっしゃるそう。
「1階で日当たりがいいわけではないので、照明はすごく悩みました。北欧の国のような照明の使い方なら、うまく取り入れられるかなと思って、北欧の照明を取り入れるようにしています」
ソファは以前はダイニングとリビングを仕切るように置かれていたそうですが、狭くて通りづらくなっていたそう。動線を工夫しなおして、棚とソファの位置を変えて、ベランダにも出やすく、広くみせられるようになったといいます。
少しだけDIYで、工夫する
ダイニングテーブル近くにあるディスプレイコーナー。実はこのカウンターの天板、シートを貼って色を白に変えたそう。同様に、巾木の色も白にされています。
キッチンにも、余っていた板でDIYしたちょっとした棚をコンロの脇に作り、作業効率をアップ。
お掃除道具をひとまとめにしたコーナーは、有孔ボードを壁につけてDIY。
飾る場所はここ、掃除道具はここ、キッチン道具はここ。と、ちゃんとものの場所をつくることで、そこに収まりきらないものは持たないようになり、すっきりと暮らせているそう。mikuさんのお部屋には、掃除機も、炊飯器も、電気ケトルもないそうですが、愛着のあるほうきややかんを大事に使って、楽しく生活されていらっしゃいます。
大好きな植物や、オブジェ、アートも、「棚の上のここだけ」と場所を決めて、楽しんでいらっしゃるそう。
こだわって選んだ北欧の照明と、シンプルに暮らすための収納のルールで、素敵なお部屋を作っていらっしゃったmikuさん。お手本にしたくなる、整っていてでも居心地の良い空間でした。
mikuさんのInstagramアカウントはこちら
text : Miha Tamura / photo : @ie__3m
*