今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
キャッチ&リリース
今週のみずがめ座は、緊張と不安で自分や他の誰かを縛りあげるような言動を、改めて手放していくような星回り。
教師であった渡辺桐花が詠んだ、『戦終る児等よ机下より這い出でよ』という句のごとし。「机下より這い出でよ」という声は、届くはずもない相手に向けられた緊張と不安の呪縛からの解放の祈りに他ならなかったように思います。
当時の証言などを読んでいると、だんだん口を塞がれて気が付いたら戦争になっていた、という証言にそこかしこで当たりますが、その意味では今という時代もすでに決して「いくさ」とは無縁と言い難い状況になってきつつあるのかも知れません。
あなたもまた、緊張と不安の代わりに安心と解放をもたらすような言動を心がけていきたいところです。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
バカだな、同じところにいるなんて
今週のうお座は、ひょいと自分なりの「くらがえ」にいそしんでいくような星回り。
深沢七郎は「生態を変える記」の一節で、「奉公人はその家が厭になれば奉公先をかえる。つまり、くらがえするのである。ほんとに簡単なこの法則をなぜみんな実行しようとしないのだろうか」と書いている。深沢は商人の家に生まれたこともあって、中学を卒業するとすぐにデッチ奉公に出されたそうですが、いとこの影響もあり、何回も奉公先をくらがえしたのだそうです。
オリンピック開催にしろ、参院選の結果にしろ、日本人というのは何だかんだ言いながらも、奉公先を変えることをよしとしない/できない人が多い傾向にあるのかも知れません。
あなたもまた、生きていれば「バカだな、おなじところにばかりいるなんて」なんて言っていたであろう深沢の言葉を改めて噛みしめていくべし。
こちらの画像をタップしてね!
isuta恋愛占い(毎月1日、15日更新)
isuta週間占い(毎週日曜日更新)
isutaの運勢グラフ(毎月1日更新)