JR京都駅にある「茶寮 FUKUCHA(さりょう ふくちゃ)」は、伊右衛門でも知られる、京都の老舗茶舗「福寿園」が運営プロデュースするカフェです。キラキラと輝く宝石のような、球体の「抹茶ブランマンジェ」が大人気!まん丸の飴を割ると、とろりと抹茶クリームが流れ出す驚きと感動の絶品のスイーツです。
「京都駅」駅ビルにあるカフェFUKUCHA
茶寮 FUKUCHAがあるのは、JR京都駅ビルの2階。中央口改札からも西口改札からも、すぐのところです。運営するのは、創業寛政2年(1790)のお茶の老舗、「福寿園」。「100年先にお茶の文化を」をコンセプトに、若い世代にも気軽にお茶を楽しんでもらいたいと、伝統的な日本茶はもちろん、果実や花と組み合わせたハーブティー、お茶とペアで楽しめるスイーツなどを提供しています。
店内は、明るくて開放的な雰囲気。にぎやかな駅と直結した場所でありながら、ほっと落ち着ける空間が広がっています。
日本茶をドリップで淹れる「マイドリップティー」(緑茶ブレンド、ほうじ茶、玄米茶、和紅茶、各660円)など、新しいスタイルのお茶も楽しめます。お茶は急須で淹れるものという概念を覆され、従来とは違った気軽さが味わえます。
マイドリップティーは、蒸らす時間や抽出効率を考え、茶葉のカット方法などにもこだわって開発した、京都府産のオリジナルブレンドティー。福寿園だからこそ実現した、新しいスタイルです。店内工房で、パティシエが丁寧につくるスイーツも、伝統を大切にしながら、新しい可能性に挑戦したスイーツが登場しています。
見て感動、食べて感動、宝石のように輝く「抹茶ブランマンジェ」
キラキラと宝石のように輝く飴の中に、なめらかなトロトロ抹茶のクリームが隠された人気スイーツ、「抹茶ブランマンジェ」1650円。思わずビジュアルに目を奪われてしまいますが、写真を撮るなら、飴の輝きが一番美しいできたてがおすすめです。(抹茶ブランマンジェの提供は10~18時)
球体の下に敷かれているのは、透明の煎茶のジュレと、抹茶の羊羹。ゆずの皮を甘く炊いたピールが、細かく散らされています。宇宙も感じさせる輝く球体に、どう挑むか、中はどうなっているのか、ワクワク!期待が高まります。
まずは、スプーンで上から「ぽんっ」。軽くたたくと、簡単に割ることができます。キラキラ感のある薄い飴細工は、熟練のパティシエの手作業で生まれる、技術の結晶。ドキドキしますね。
球体の飴を割ると、中からとろりと抹茶クリームが流れ出てきます。思わず「おおっ」と声が…。
表面の飴はパリパリ、中に入っている抹茶のクリームはとろっとろっ。白玉、栗、小豆、も入っていて、一皿にいろいろな驚きが詰め込まれています。それぞれの組み合わせが絶妙で、お味も食感も絶品です!
抹茶の深蒸しショコラや特製ペアリング菓子も、ぜひ味わいたい
こちらは、イートインでも、おみやげにも人気の「深蒸しショコラ」。濃厚でキレのある苦みが特長の「宇治抹茶」、和紅茶とほうじ茶を合わせた香ばしい風味の「香ばしブレンド」の2種類があります(各660円、テイクアウト各4000円)。シェフパティシエと福寿園の茶師が試作を重ねて仕上げた、「深蒸しショコラ」専用抹茶を使用。ホワイトチョコレートベースに合う、熱を加えても色鮮やかで風味豊かな抹茶を作るところから始めた、茶寮 FUKUCHAならではの、こだわりが詰まったスイーツです。
期間限定スイーツ(2023年1月15日(日)まで)は、マロンと宇治茶ハーブティーのペアリング「マロンペアリングセット」1650円、抹茶マロンパフェ1320円、お茶薫(かおる)モンブラン660円、栗ほうじ茶最中385円など、秋の味覚がたっぷり楽しめるメニューも揃っています。ハーブティーとの相性がばっちりですよ!
店内には、ティーバッグなどの販売も。気になる茶葉を買って帰ることができます。家でほっとひと息つくときにいただくのはもちろん、プレゼントにもおすすめです。
■茶寮FUKUCHA京都駅店
(さりょう ふくちゃ きょうとえきてん)
住所:京都府京都市下京区東塩小路町901 京都駅ビル中央口2階
営業時間:8時30分~20時(19時30分LO)
電話番号:075-744-0552
定休日:不定休
Text:砂野加代子(ウエストプラン)
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