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戸建ての失敗例を8つ紹介! 後悔しない住宅購入のために対策方法も解説します

戸建てを建築するときは、間取りや庭の有無、駐車場の広さなどを自分で選べます。

一度建築してしまうと簡単に建て替えするわけにもいかないため、誰もが後悔しない選択をしたいと考えるでしょう。しかし、実際は戸建てで失敗する人もいることが現状です。

戸建ての購入は人生において大きな買い物となりますが、後悔や不満があるという人は多くいるようです。

戸建ての購入で失敗したことランキング

戸建て購入のときにどういった点で「失敗した」と感じるのか調査したアンケート結果を紹介します。

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理由として圧倒的に多いものが「間取りが使いにくい」という点でした。具体的には、住み始めてみたら部屋数が足りない、逆に部屋数が多すぎて逆に使いにくい、動線が悪い、といったことです。最初は住みやすかった間取りでも、家族構成が変わるにつれて使いづらくなり「失敗した」と思うようになるケースもあります。

※参考:株式会社AlbaLink「【一戸建ての購入で失敗したことランキング】男女419人アンケート調査」

よくある失敗例とその対策方法

戸建て購入に関するよくある失敗例とその対策方法について解説します。

【その1】間取りが使いにくい
リビングにこだわりを持つ人も多いでしょうが、リビングを広く取りすぎて個室を確保できない、水回りとリビングを分けたら移動が大変だった、といったこともあるようです。また、おしゃれな間取りであっても、実際に住み始めると生活動線が悪くストレスを感じる人もいます。

【対策方法】
マイホームに対する理想やこだわりは大事ですが、まずは日々の生活を意識して間取りを決めましょう。実際に生活したときに、どのように部屋を使い、どこを通路にするのかしっかりとシミュレーションします。今後子どもが増える、親と同居するなど家族構成が変わる予定がある世帯は、その点も考慮に入れて検討してください。

【その2】設備が不便
予算の都合上設備をグレードダウンする、減らす、という選択をする人も多いでしょう。しかし、結局シャッターが手動で毎日手間がかかる、コンセントが足りない、という不満を持つようになることもあります。2階にトイレがなく不便という家庭もあれば、2階にトイレを設置したのに使用していない、という失敗例もあるようです。

【対策方法】
壁紙や床板はリフォームしやすい部分ですが、トイレなどの水回りや、壁の内部まで手を入れなければならないコンセントは、増設しにくい箇所といえます。こういった、工事に時間も費用もかかるような設備は、設置するかどうか慎重に検討するようにしましょう。

他の人が設置している・いないといった周囲の状況に惑わされず、自分の家庭に本当に必要か考えてみてください。

【その3】収納が少ない・使いづらい
収納部分に関するよくある悩みとして「部屋を広く見せるために収納を減らしたところ、物をしまう場所がなく散らかって見える」というものがあります。また、子どもが産まれたあとに収納が足りなくなって困る人もいます。

【対策方法】
収納と部屋の広さのバランスは難しいところです。しかし、収納を減らしたためにかえって家具が必要になったり、部屋に物を直に置いてしまったりするようなことがあると、どのみち部屋は狭くなります。無理して収納スペースは減らさず、しっかり確保していく方向にすることをおすすめします。

特に、子どもが産まれると荷物が大幅に増えるため、子どもを予定している場合、収納は多めに用意したほうがよいでしょう。

【その4】窓の大きさや枚数が気に入らない
窓の大きさや数は、家の中の明るさに影響します。家を明るくしたいのであれば、大きな窓にする、窓の枚数を増やす、といった方法が一般的です。しかし、通りに面して大きな窓を設置してしまうと、外からの視線が気になってしまい後悔するケースもあります。

【対策方法】
室内を明るくしたいのであれば、陽が入る南側に窓を設置しましょう。もし、そこが道路に面している場合は、すりガラスにしたり窓のサイズを小さくしたりするなど、外からの視線を意識するようにしましょう。道路だけではなく、隣家の窓の位置と被らないようにする工夫も必要です。

【その5】冷暖房の効きが悪い
リビングを広くとったり、広く見せたりするために、リビング階段や吹き抜けを採用する人もいるでしょう。しかし、リビング階段や吹き抜けがあると、空調が効くまでに時間がかかるというデメリットもあります。開放感を重視してリビングを設計するのも魅力的ですが、真夏や真冬に「失敗した」と感じる人もいます。

また、吹き抜けにすると、気軽に天井や照明を掃除できなくなる点にも注意が必要です。

【対策方法】
リビング階段や吹き抜けは、開放感があり魅力的な設備といえます。しかしデメリットもあるため、本当に必要かどうか、冷暖房効率を優先させるべきかなど、家族で話しあうようにしてください。

【その6】駐車場が使いにくい
車を大きいタイプに買い替えたら駐車しにくくなってしまった、屋根付きにすればよかった、2台停められる駐車場にすればよかった、などと後悔する人もいます。庭を広くするために駐車場スペースを抑えて、失敗したと感じる人もいるようです。

【対策方法】
駐車場スペースを決めるときは、今現在の状況ではなく将来的にどうなるか、長期的な予測をたてることが重要です。柵や屋根で駐車場スペースを囲うようなタイプは、すぐにスペースの変更はできません。子どもを予定しているのであれば、念のため広めの駐車スペースがあったほうがよいでしょう。

屋根については、あとからカーポートを付け足すことも可能です。

【その7】庭の手入れが大変
「専用の庭でガーデニングができる」というのは、戸建てならではの楽しみではないでしょうか。しかし、草むしりや木の剪定には時間も労力もかかります。想像より手入れが大変なため、庭よりも家屋を大きくすればよかった、と後悔する人もいます。

【対策方法】
戸建て購入前は、広々とした美しい庭に憧れがちですが、維持するためには手間暇をかけなければなりません。ガーデニングが好きというわけでなければ、庭をそこまで大きくしなくても十分な可能性が高いでしょう。

庭を狭めれば、駐車スペースを広くとれたり家の面積を広げられたりといったメリットもあります。本当に庭が必要かどうか、慎重に検討するようにしてください。

【その8】子どもが家を汚してしまう
小さな子どもは、泥だらけで家に帰って来ることがあります。外に水道がない、玄関から洗面所やお風呂が遠い、といった家だと、玄関や廊下を汚しやすくなってしまいます。

【対策方法】
子どもがいる人、これから子どもを予定している人は、なるべく外で汚れを落とせる場所を作ったり、玄関からすぐに水場に行けたりするような環境にしたほうがよいでしょう。

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