大根が美味しい季節となりました。いつも似たようなレシピになってしまうことや、大根1本を消費するのが大変なこともありますよね。今回は、管理栄養士が厳選した大根を使った献立を1週間分ご紹介します。
大根の豆知識
旬はいつ?
大根には100種類以上の品種がると言われています。秋から冬の大根はみずみずしく甘みが増し、辛み大根は春から夏に出回っています。
栄養はあるの?
大根は、水分含有量が多くて低カロリーであるため、ダイエットにもおすすめです。主に食べている白い根の部分には、ビタミンCやカリウム、辛味の成分でもあるイソチオシアネートなどが含まれています。
葉の部分は、根には少ないビタミンA、Kなどが含まれているので、捨てずに食べましょう。
こんな役割もある
大根には、ジアスターゼなどの消化酵素も含まれていて、消化をサポートしてくれる役割があります。食欲が低下している時など、消化機能がお疲れモードの時に食べるとよいでしょう。
選び方
大根を持った時に重みがあり、皮の表面にハリがあって、ひげ根があまりついていないものを選びましょう。葉がついているものは、みずみずしさや、葉がしおれすぎていないかを確認してみてください。
保存方法
葉、根の先端、中央、根元のようにわけ、キッチンペーパーなどに包んでジッパーなどに入れて野菜室で保存しておくと鮮度が落ちにくくなります。
先端は辛みがあり、中央は煮物などに向いています、葉の下の部分は、生で食べるサラダなどにおすすめです。
大根1本使い切る!1週間献立
ダイエットにも◎大根レシピ
大根は、低カロリーで食べ応えがある野菜です。上手に料理に取り入れることで満足感がアップし、代謝改善にもつながります。
管理栄養士が厳選した大根を使った1週間の献立をご紹介します。
【月曜日】「ご飯を具沢山にして新たな組み合わせに☆白だしで簡単!おでん」の献立
主食:鮭缶のお手軽炊き込みご飯
主菜:白だしで簡単!おでん
副菜:レタスとパプリカのサラダ
副菜:里芋のゆず味噌田楽
大根の中央部分を使って、おでんはいかがでしょうか?調味油を使わないので、脂質&カロリーカットに!主食の炊き込みご飯も、缶詰を使うので簡単に作ることができます♪
【火曜日】「味付け要らずでお手軽♪さば缶と大根の簡単レンチン煮」の献立
主食:玄米ご飯
主菜:さば缶と大根の簡単レンチン煮
副菜:ブロッコリーのおかか和え
汁物:さつまいものみそ汁
メイン料理は電子レンジで時短調理!さば缶を使うため、味付け不要です。ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、ゆでてから冷凍しておくと便利です。
【水曜日】「大根の葉も無駄なく活用☆カルシウムたっぷり炒飯」の献立
主食:カルシウムたっぷり炒飯
副菜:ブロッコリーのえのき中華あんかけ
汁物:簡単!きのこ汁
デザート:りんご
水曜日は、大根の葉を使ってしまいましょう!ゆでた葉は、しっかり水を切って使ってください。炒飯に入りきらなかった葉は捨てずに、塩やだしで軽く味をつけて、翌日の朝食など、ご飯と一緒に楽しみましょう。