作り方④大根を戻し、こしょうを少々ふり入れて炒め合わせたら完成!
大根の葉がある場合は、水気をしぼってから大根と同じタイミングで入れて炒め合わせます。
大根の葉はゆでる下処理をすることで、炒め物が葉物の水分で水っぽくなるのを防ぎますよ。
大根を戻したときに「土井さん、牛肉にしか味付いてないけど……」と最後に調味料を炒め物全体にまわしかけないことに不安丸出しだった筆者。
しかし、炒め合わせるとすぐに牛肉にしみ込んだ調味料が大根にからまり始めました。
大根が3㎜と絶妙な厚みのおかげで一瞬で中までしみ込んだような見た目に!
素材が存分に活かされている土井さんのレシピ
口の中に入れると、牛肉に味がしっかりついていて歯ざわりの良い大根との相性も抜群!
味付けは本当にしょうゆと砂糖だけ?と自分で作ってびっくりのおいしさです。
調味料を全体にかけているわけではないので、家庭の炒め物にありがちな調味料と野菜の水分でびちゃびちゃで味が薄まるといこともなく、計算しつくされた一品でした。
「お肉にしっかり下味」は、他の野菜と炒めるときにも活用したいと思います。
土井さんは日本料理が専門なことだけあって、素材を活かすシンプルな材料でありながらも下味などのテクニックで物足りなさを感じさせないおいしさを実現するレシピの数々。
アレコレ入れたらおいしいはもう卒業。尊敬しています!
旬の「大根」で絶品ごはん
大根を使ったおすすめレシピを紹介しました。
さすが人気料理家さん考案のメニューだけあって、どちらも間違いない美味しさです!ぜひ作ってみて下さいね。