いつものお弁当が、ひと手間加えるだけで華やかなビジュアルに変身する「飾りおかず」をご紹介します。SNSでも人気のものから、いつものおかずを少し変えただけのものまで、筆者が作ったお弁当のなかから選んでまとめました!
akiyon
地味なお弁当を華やかに
「飾りつけたお弁当なんて、手間がかかるし無理……」と思っている方必見!ひと手間加えるだけで、お弁当が一気に華やぐ「飾りおかず」のアイデアをご紹介します。
SNSでよく見る憧れのアレンジから、冷蔵庫にあるものをポンとのせるだけのものまで、筆者が作ったお弁当のなかから選びました。心と時間に少しだけ余裕がでたときに、ぜひ挑戦してくださいね。
1. 食べておいしい「野菜の飾り切りアレンジ」
SNSのお弁当の投稿でもよく見る「野菜の飾り切り」は、盛り付けの最後にポンと置くだけでたちまちお弁当が華やぐ便利なおかずです。ただ、人参や大根などの野菜を型で抜いて、切り込みを入れて……と少し細かな作業が必要。時間のあるときに、まとめて作って冷凍しておくといいですよ。
白だしでさっと煮れば、野菜のきれいな色を保ったまま味がつきます。“飾り”だけで終わらない、おいしいおかずのできあがり。
こちらは大根を型抜きした「野菜の飾り切り」です。きれいな色味ですが、むずかしい工程はありません。梅酢に漬けるだけで、ピンク色に染まります。ちらし寿司にトッピングしたり、お弁当の甘酸っぱいアクセントにしたりと大活躍しますよ。
秋から冬にかけては、色とりどりの大根や人参が出回ります。ぜひこの機会に「野菜の飾り切り」にチャレンジしてみてくださいね♪
2. ちょっとおめかし「卵焼きアレンジ」
卵焼きといえば、お弁当おかずの定番ですよね。せっかく作るのならば、ひと手間かけてかわいく仕上げてみませんか?
たとえば、SNSで人気の「おにぎり卵焼き」。卵焼きを巻くとき、三角形に成形します。それを輪切りにして、おにぎり風に海苔をつければ完成!これだけのことなのに、お弁当がかわいらしく変身してしまう必殺テクニックです♪
だし巻き卵には、葉物野菜をくるんでみましょう。三つ葉やパクチーなどを、卵の巻き終わりに配置すれば、自然とアートのように仕上がりますよ。
卵焼きは、海苔と一緒にくるくる巻いたり、明太子や小口ねぎなどの食材を混ぜるだけでも印象が変わります。毎日少しずつ、アレンジを楽しんでみてください。
3. 脇役だっておしゃれしたい!「副菜アレンジ」
緑色の副菜は、彩りのよさだけでなく栄養バランス面を考えても、ぜひ取り入れたいおかずです。ほうれん草や小松菜のお浸しは、すき間を埋めるおかずとしても優秀な存在ですよね。
でも「ただカットして詰めるだけ……」はもったいない!カットせずに、くるくると巻いて結んでみてください。お弁当にほんの少しだけ表情がつく、控えめな「副菜アレンジ」になりますよ♪
ブロッコリーもお弁当に欠かせない副菜ですよね。こちらも小房を縦にカットして、断面を表に盛り付ければ、“樹木”のような見た目になります。お子さまはもちろん、大人でもわくわくしてしまいそう……♪
巻いたりカットしたりするだけで作れる簡単な「飾りおかず」は、覚えておくと便利ですよ。
4. 冷蔵庫にあるもので「花模様アレンジ」
「なんだか今日のお弁当、地味すぎる……」というときには、単色でいいので、目立つ色の食材で飾りつけすると効果的です。たとえば、一面茶色の鶏肉そぼろ弁当でも、コーンを花模様に並べるだけで映えますよ。
コーンやグリーンピースなどの小さい粒であれば、細かい部分に飾りつけができて便利です♪
おにぎりには、小梅で花模様を作りましょう!カリカリした硬めの小梅をりんごの皮を剥く要領で切り取り、くるくる巻いてバラのような形に仕上げます。
「白いごはんだけでは、なんだかさびしい……」と思ったときにすぐできる、便利なアレンジです。とはいえ、「こんな細かい作業、朝にできない!」ということが多いですよね。こちらも時間のあるときに多めに作って、小さいタッパーで冷蔵保存しておきましょう。