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カフェ好き韓国女子たち注目のスイーツ「パブロバ」を京都で実食!

旅行・おでかけ

ケーキのようでケーキじゃない、生クリームのようで生クリームじゃない。韓国のイマドキ女子たちが注目しているスイーツが「パブロバ」です。オーストラリアやニュージーランドなどが発祥とされるメレンゲが主役の伝統菓子。2022年にオープンした「Pavlova studios(パブロバ スタジオ)」で、初めてのパブロバを体験してきました!

パブロバを求めて路面電車・嵐電「蚕ノ社駅」へ

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パブロバ専門店としてオープンした「Pavlova studios」があるのは、京都市内を走る路面電車、嵐電「蚕ノ社駅(かいこのやしろえき)」を降りたらすぐ目の前。線路に向かって曲線を描く3階建てのビルの中です。

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1階と2階にお店があり、1階はテイクアウトのみ、2階がカフェになっています。

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外観や階段は、古いオフィスビルのような雰囲気ですが、扉を開けると驚くほどナチュラルでセンスのよい空間が広がります。店舗デザインを手掛けるのは、祇園の韓国マカロン専門店「ノンカロン」や「un weekend a home」などのプロデューサー。

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レンガ敷きの床、座り心地の良さそうな木の椅子、真鍮とホーローのペンダントライトやディスプレイ……セレクトされたモノすべてがおしゃれで、ちょっぴり非日常的な気分を味わえます。

作るのに3時間、最高の瞬間を逃さず食べたい「パブロバ」

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「りんごと塩キャラメルナッツ」1140円(おひとりさまにつき1フード、1ドリンク注文)

さて、気になるパブロバの登場です! 今回ご紹介いただいたパブロバは、新作「リンゴと塩キャラメルナッツ」。板状のメレンゲでクリームをサンドしたサクサクミルフィーユ仕立てです。

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そのフォトジェニックさに見惚れてしまいますが、一口目はなるべくすぐに!なぜならパブロバはとても湿度に弱いお菓子。クリームやフルーツの水分を吸収して、その空気を含んだ軽やかな食感が消えてしまいます。甘さは控えめでコクのあるチーズクリーム、シャキシャキとした生のりんご、メレンゲの繊細な食感がコラボレートする最高の瞬間はほんのわずか。撮影は早めに切り上げて、一口めの感動を味わいましょう。ちなみに食べた感じは生のりんごですが、ほんの少しだけ火を入れてクリームとの馴染みをよくしているそうです。

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「パッションフルーツエイド」780円

パブロバと合わせて注文したのは、パッションフルーツエイド。エイドは韓国カフェの人気ドリンクで、砂糖漬けのフルーツを炭酸水で割ったもの。炭酸は好きだけれどもソーダの甘ったるさが苦手な人はかなり気に入るはず。しゅわっと爽やかな味です。

1階のテイクアウト用パブロバは、イートインもOK!

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1階は、パブロバ専用のショップ。日によりますが毎日およそ6~8種類の小ぶりのパブロバが揃います。1階で購入したパブロバを2階でイートインするのもOKだそう(1ドリンク注文が必要です)。

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ショートケーキサイズのパブロバ。これなら食事の後でも食べられそうです。

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ここで改めて「Pavlova studios」のパブロバの特長として着目したいのが、この真っ白な色。パブロバはメレンゲの焼き菓子のひとつですが、焼き方によっては茶色く色がついてしまいます。“焼く”というよりも“水分を飛ばす”気持ちで、3時間かけてじっくり焼き上げられています。分量の加減と火加減のバランスも難しく、真っ白でサクッとした食感のパブロバが出来上がるまでかなりの試行錯誤があったそう。

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「いちご」720円

韓国ではタルギと呼ばれるいちごを使ったパブロバは、「Pavlova studios」の定番商品。なかのクリームもいちご味で、ショートケーキ感UP。いちごソースは酸味を強めにして、甘さのバランスを整えているそう。

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「モンブラン」740円

ファンの多いモンブランのパブロバ。中にはチョコレートとエスプレッソを絡めたビスケットが隠されています。まったりと甘い栗のクリームと爽やかなチーズクリーム、メレンゲ、チョコレートとエスプレッソのちょっぴりビターな甘さが口のなかで融合する大人の一品。

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期間限定「きんかん」730円

3月くらいまでの期間限定で提供されるパブロバはきんかん。皮ごと食べられる金柑のほろ苦さ、特有のえもいわれぬ香りと爽やかさを堪能できます。フルーツ本来の味を生かすため、お砂糖は控えめ。代わりにオレンジピールで甘さを足しているのだとか。食べる直前にシロップをかけて香りを楽しみましょう。

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