忙しい中でも、節約していても、毎日おいしいごはんを用意したい。でも毎日のこととなると、献立を考えるだけでも大変ですよね。そこで、今回は一週間分の献立案をご紹介しましょう。週末に買い物を済ませ、冷蔵庫にある食材でできる内容です。
吉田 鈴
【月曜日】野菜たっぷり、スタミナ和食献立
【副菜】ほうれん草と切干大根のツナポンあえ
切干大根のポリポリした食感がおいしい和え物です。ツナのコクも合わさって、思わずお代わりしたくなるかも?柚子胡椒のピリっとした味と香りが、全体の味を引き締めています。多めに作って、翌日のお弁当に入れても◎
【主菜】鶏むね肉のガリバタチキン
メインディッシュは鶏むね肉を使った炒め物です。鶏むね肉は炒めすぎるとパサパサになるので、火の通し方に注意!片栗粉をつけて表面を固め、余熱で火を通すと、やわらかく仕上がります。さっと炒めてタレをからめて、あたたかいうちにいただきましょう。
【汁物】かぶの味噌汁
主菜と副菜にボリュームがあるので、汁物は簡単に、かぶだけの味噌汁に。かぶのやさしい甘さと味噌のコクが相性抜群で、誰にでも喜ばれる汁物です。かぶの葉も入れていますが、なくても大丈夫。葉の代わりに、小ネギを散らしてもいいですね。
【火曜日】しみじみ煮物をメインにした和食献立
【副菜】お好み焼き風卵焼き
主菜があっさりしているので、ボリュームのある副菜を合わせます。桜えび、青のり、マヨネーズとお好み焼きのソース。この組み合わせで、卵焼きがお好み焼きそっくりの味に!天かすを入れるとさらにお好み焼きっぽく、ボリュームアップします。
【主菜】白身魚揚げと大根のうま煮
少しの間なら保存のきく白身魚揚げを、炊き合わせ風の煮物に。煮物といっても、大根は小さめに切ってあるので20分煮るだけでOKです。うまみたっぷりのだしを吸った大根が、しみじみおいしい。おつまみにもなるおかずです。
【汁物】トマトと大葉の和風スープ
トマト入りでちょっと酸味のある、和と洋の折衷のようなスープです。和食献立には味噌汁や澄まし汁が定番ですが、たまにはちょっと違う味の汁物を添えると、献立に変化がつきます。最後にかけた粉チーズがコクを出してくれます。
【水曜日】グラタン&コブサラダのデリ風献立
【副菜】ブロッコリーとアボカドと卵のデリ風コブサラダ
ゆで卵の色合いが鮮やかで、テーブルが明るくなる簡単コブサラダ。味付けは薄めにして、素材の味を楽しむサラダです。もっとボリュームアップしたい時は、サラダチキンや焼いたベーコンをトッピングしましょう。