お弁当のお供に大活躍の「スープジャー」。保温・保冷に優れたフード用コンテナで、ランチ時に温かいスープなどが楽しめると人気です。そのスープジャーをより熱々に楽しめるコツを、スープジャーレシピを300以上も持つスペシャリストに聞きました!
スープジャーを熱々キープするコツ!
CBCテレビ:画像 『チャント!』
温かい料理を温かいまま食べられるのが魅力のスープジャー。ちょっとしたコツや調理法で、熱々をキープできる方法があります。
(スペシャリスト)
「スープジャーに熱湯を入れて、5~30分温めるのがポイント。冷えたスープジャーに熱々のものを入れると温度が下がってしまうので、予熱が大事」
予熱をすることでスープジャーの保温力を最大限に活かすことができ、熱々をキープできると言います。また水分量が多い程冷めにくく保温効果が高まるため、水分量を多めに作るのもポイント。
他にも、片栗粉などでとろみをつける、オイルで膜をつくってフタをする、食材を熱々にして入れるなども重要なポイントです。
とろみを活かした熱々の「麻婆豆腐」
CBCテレビ:画像 『チャント!』
4時間経っても湯気が出て熱々のままスープジャーで食べられる、麻婆豆腐のレシピをご紹介!
<作り方>
(1)小鍋に、水・調味料・ひき肉を入れてほぐし、豆腐と万能ネギを入れてフタをしたら中火で3分。グツグツしたら豆腐をくずす
(2)片栗粉を入れてとろみをつける
(3) 予熱したスープジャーに入れ、仕上げにごま油を回しかける
水分量を多めにし、片栗粉でとろみをつけて熱々をキープ!スープジャーに入れている間に、豆腐の水分やスープジャーの蒸気で“あん”が少しゆるくなります。そのため、片栗粉も多めにするのがポイントです。さらにごま油などのオイル系をかけることで熱を逃さず熱々をキープしてくれます。
加熱しなくてもトロトロ&熱々の「チーズフォンデュ」
CBCテレビ:画像 『チャント!』
片栗粉のとろみを活用すれば、チーズフォンデュも熱々に!スープジャーに入れれば、ずっと温かいので固まることもなく煮詰まることもありません。
<作り方>
(1)ピザ用チーズに片栗粉をまぶす
(2)牛乳を入れた鍋を火にかけ、フツフツしてきたら片栗粉をまぶしたチーズを投入
(3)弱火でよく混ぜ、チーズが滑らかになったら予熱したスープジャーに入れる
とろみがついて滑らかになった方が、熱を中に閉じ込めてくれるので熱々をキープできます。小麦粉などでも代用できますが、片栗粉の方がより滑らかにとろみをつけてくれ、熱々でトロトロをキープできるそう。
火を使わないのでお子さんにも安心!このまま食卓に出すこともできます。
お餅もやわらかい!熱々の「白玉風ぜんざい」
CBCテレビ:画像 『チャント!』
調理時間は約4分!超簡単な白玉風ぜんざいのレシピをご紹介。出先で熱々の和スイーツも食べられます。
<作り方>
(1)鍋に、ゆであずき・塩・水を入れ中火で2分程煮る
(2)お餅を入れてさっと熱を加えたら、予熱したスープジャーに入れる
具の入っていないお汁粉よりも、粒(小豆)が入っていた方が熱々をキープできるそう。小豆自体を熱々にすることで、スープジャーの温度をより保つことができるのだとか。
またお餅は、スープジャーにそのまま入れるよりも、一瞬でも熱を加える方がスープジャーの温度を下げることなく熱々に保ってくれるそう。2時間後が食べごろ。お餅は溶けずちょうど良いかたさで美味しく食べられます。