お金の流れの可視化
いくら貯蓄をしていても、すぐに引き出して使っていては、資産を増やすことはできない。ある月の収入が20万円で貯蓄が3万円、支出が18万円だった場合、差額の1万円は以前の貯蓄から使っていることになる。これでは、実質2万円しか貯蓄ができていない。特に、クレジットカードの使いすぎや、ボーナスなどの臨時収入の使いすぎには注意が必要だ。
給料日の前日や1年の終わりなど、一定のタイミングごとに貯蓄残高の棚卸をしよう。前回の残高との差額が、該当の期間で貯められた額だ。その間の給与の支給額と比較すれば、いくら使っていくら貯められたのかをおおよそ把握できる。
お金の流れを確認して、収入、支出、貯蓄のバランスをとれるように管理しよう。
貯蓄を意識して保有資産を増やしていこう
資産を増やすためには、貯金と投資を並行して行っていくのが効果的だ。iDeCoやつみたてNISA、積立定期預金などを組み合わせて、自分なりのポートフォリオを作ってみよう。
一定期間ごとにいくら貯められたのかを確認すれば、成果を実感しながら資産形成できるだろう。まずは、今の総資産を知るところから初めてみてはいかがだろうか。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。