仰向けになって揺れるだけ［股関節ほぐしで自律神経を整える］春のなんとなく不調を防ぐ３分ストレッチ

春のなんとなく不調の原因は、自律神経の乱れによるものが考えられます。自律神経とは、活動時やストレス時に働く交感神経と、リラックスや休息時に働く副交感神経のこと。この二つの神経がバランスを取ることで体を一定の状態に保つことができています。春は気候の変化が目まぐるしく、暖かい日や肌寒い日に身体がついていけず、これが自律神経の乱れに繋がります。

春は環境も大きく変化する季節です。人は慣れ浸しんだ環境から変わるとき、無意識に緊張し交感神経が優位になりがち。自律神経のバランスが乱れることで、疲れや不安などのストレスを引き起こします。

AdobeStock

ストレス改善には、心身ともにリラックスすることが大切です。股関節周りには大きなリンパ節や太い血管が集中しているので、股関節周りをほぐすことで全身の巡りが良くなり、心身ともにリラックスへと導かれます。

特に女性はネガティブな感情やストレスを骨盤周りに溜めやすいと言われています。ストレスを溜めていると、頭痛や腹痛、婦人科系の疾患にもなりやすく体の不調として現れてしまうので、そうなる前に、股関節を大きく開いてストレスなどの不要な感情を手放しましょう。

①両膝を抱えて仰向けになり、そのまま足裏を天井へ向け、足裏を両手でつかみます。

photo by Yuki Nakamura

②息を吐きながら膝を脇に近づけ、股関節が開くのを感じましょう。

photo by Yuki Nakamura

③体をゆらゆら揺らしながら3〜5呼吸繰り返しましょう。

photo by Yuki Nakamura

動画でも確認できます。