高さ5.3m、台座を合わせると13.5mの大きさ!
桂浜で一番のみどころは坂本龍馬像。その凛々しい姿に感動です!公園内には坂本龍馬記念館もあるので、龍馬さんや歴史好きな方はぜひ足を運んでみてくださいね♪
砂浜に咲くハマエンドウ
桂浜には海浜特有の植物が多く生育していて、牧野博士も植物採集に訪れたそう。浜周辺には遊歩道が整備されていて、いろいろな海浜植物を見ることができます。博士が命名したノジギクなど、ゆかりの草花を探しながら散策するのもおすすめです。
テラス前のモニュメントはフォトスポットとして大人気
2023年3月、商業施設エリアが「海のテラス」に生まれ変わってグランドオープン!テーブルを備えた休憩スペースを囲むように4棟が立ち並び、レストランやカフェ、ショップ8店舗のほか、観光案内所や桂浜ミュージアムが集まります。注目のお店をピックアップしてご紹介!
芋けんぴの「てんさい糖」、「深海ソルト」各500円
高知名物の芋けんぴを多彩なフレーバーで楽しめる「MODERNCA(モダンカ)」。ここでしか買えない芋けんぴは、おしゃれなパッケージがひと際目を引きます。一番人気は、「ザ プレミアム リッチバター」700円。オリジナルのチョコレートやコーヒー、雑貨もあります。(営業時間9~17時)
「お団子串」1本250円、「満点の星大福ソフト」660円など
「マンテンノホシ」は焙じ茶専門店直営のカフェ。四万十川で栽培されたほうじ茶を使ったスイーツが大人気です。ほろ苦くてコク深いほうじ茶ならではの風味を存分に味わえますよ♪(営業時間9~17時)
■桂浜公園(かつらはまこうえん)
住所:高知県高知市浦戸6
電話番号:088-841-4140(桂浜公園管理事務所9~17時)
営業時間:開門6時〜22時30分(※店舗により異なる)、 駐車場は8時30分〜18時(有料)
定休日:無休
モネの精神を受け継ぐフラワーガーデン、北川村「モネの庭」マルモッタン
画家クロード・モネの自宅の庭を再現した、フランス・ジヴェルニーの「モネの庭」。高知県東部の小さな村になぜ「モネの庭」が?ちょっと不思議です。
今から20年以上も前、特産品のユズを使ったワイナリーを作る予定がなくなり、急きょプロジェクトが立ち上がりました。「北川村の自然を生かしたフラワーガーデンを作りたい」との思いから、ジヴェルニー「モネの庭」の門を叩いたそう。認定はとても厳しく、開園までに大変な苦労があったそうです。
淡いブルーの忘れな草にピンクのチューリップが映える(4月上旬)
色のグラデーションが美しいチューリップの丘(3月)
山あいの起伏を生かした約3haの園内に「花の庭」「水の庭」「ボルディゲラの庭」3つの庭があります。花の色や配置など、全て計算され植栽されているそう。庭師の川上さん曰く「お花を一部分の面ではなく、背景まで含めた全体で見るのが鑑賞のポイントです!」とのこと。
園内にはモネの絵を再現した場所が点在。全部で10カ所にモネの絵画の複製が置かれています。なかでも水の庭にある「睡蓮の咲く池」は、特別な場所。4月下旬~10月上旬頃、花の咲く位置まで絵画を忠実に再現した、モネが描いた睡蓮を見ることができます。また、モネが咲かせたいと願った青い睡蓮は6月下旬から10月下旬まで開花します。
「ボルディゲラの庭」は、モネが描いた地中海の作品をイメージして作られた、北川村オリジナルの庭です。1000トンもの石を使い地中海の乾いたイメージを再現、高知の草木と融合した独自の光景が広がります。
庭師の川上さん
庭師の川上裕さんは、フランスの芸術文化勲章を授与されたスペシャリスト。モネの精神や世界観を受け継ぎ、忠実に再現することを心掛けているそう。ジヴェルニーとは今も交流が続いています。
また、「高知の牧野博士と、熱望しながらも日本へ来ることが叶わなかったモネ。同時代に生き、自然の草花を心から愛したふたりの偉人が、もし日本で出会っていたら…と思うとワクワクしませんか?」と川上さん。そんな想像を膨らませながら散策するのも楽しいですね。
「ゆずの香ポン酢しょうゆ」300ml 820円など
花の庭エリアにはカフェやパン工房があり、ショップには、モネグッズや地元の名産品が並びます。北川村のユズをたっぷり使ったポン酢やドレッシングはぜひチェックしたい一品です。
■北川村「モネの庭」マルモッタン(きたがわむら「もねのにわ」まるもったん)
住所:高知県安芸郡北川村野友甲1100
TEL:0887-32-1233
営業時間:9〜17時(最終入園~16時30分)
定休日:6~10月の第1水曜、12~2月
料金:大人1000円、小・中学生500円