爆売れ「麒麟百年 極み檸檬サワー」もう飲んだ？西島秀俊さんゲスト“超レア貸切新幹線”試飲レポ

食いしん坊の私の楽しみのひとつだったのは、キリンビールのマスターブリュワー田山智広さんによる特別試飲会です。「個性のはっきりしたお料理と合わせることで、より極み檸檬サワーがおいしく感じられます」と紹介されると同時にあらわれたのは、コース仕立てのペアリングメニュー。名古屋コーチン、和牛に鰻…と贅沢かつ個性に富んだ主張強めのラインナップです。

実際に試食してみると、名古屋コーチンの塩つくねや、和牛のロースト、鰻のひつまぶしなどのこってりしたものは、極み檸檬サワーの酸味でさっぱりできるし、縞鯵のスモークやチーズケーキなど濃厚で香りが強いものは、レモンの複雑味の効果でまろやかになり、おいしくいただけました。ビールのようなキレの良さがあるので、ごくっと飲むだけで口の中がさっぱりするのも嬉しい。
おいしいお料理にマッチするのはもちろんですが、デザートにも合うなんて驚きました。

田山さんによると、「麒麟百年 極み檸檬サワー」をグラスに注ぐときは少し高い位置からだんだん近づけるように注ぐのがおすすめなのだとか。きめ細やかな泡が、まろやかな口当たりと、柑橘の香りだちを両立させます。

私もグラスに注いでみましたが、これは本当においしい！！ビールの最初の一口目のような喜びがそこにある気がします。取材のあと、缶のまま直接飲んでみましたが全然ちがう。香りや味わいを存分に堪能するなら、泡をつくってグラスで飲むのが吉です♡

鮮烈な香りとうまみ 、なめらかな口当たりの 「麒麟百年 極み檸檬サワー」。西島さんがコメントした通り、“まったく新しいレモンサワー”です。

キリンビールの味の総責任者・マスターブリュワーの田山さんに“味覚”の広げ方について伺うと、いろんなものを飲んだり食べたりすることが大切だと教えてくれました。ビールの味を決定する田山さんですが、ワインや日本酒などほかのお酒を飲むことで、いろんな気づきを得たりインスパイアされることもあるそうです。

「ビールやサワーも違うカテゴリだけど、両方を手掛けることが僕としてもバランスがとれいているなって思っています。どうしてもビールだけやっていると、ビールの中のフレームでしか考えられなくなってしまうので」と田山さん。

「今回の麒麟百年 極み檸檬サワーの場合だって、“なんで発酵なの？”って一見そう思うかもしれないですよね。でも、僕らにとって発酵するとどういういいことがあるか熟知しているから自然な発想だったりするんです。どういう味の要素がどうなるか、理屈も含めてある程度理解していると発想がわいてくるんですよ」。

いろんなものに柔軟に興味をもって楽しまれる田山さんだから、いいバランス感覚をもって、これまで蓄積した技術を新たなアイデアに活かせるのだなと納得しました。味覚について伺ったお話でしたが、どんな物事にも通ずる話だなと聞き入ってしまう私がいました。

いろんな味を知っている素敵な大人になるために、好奇心をもって経験を積み重ねたいと思います。

麒麟百年を五感で味わう「麒麟百年新幹線」は、京都に到着したところで旅はおしまい。晩酌はビール派でしたが、その日の気分やお料理、はたまたデザートに合わせて麒麟百年 極み檸檬サワーもいいかも！と思いました。1907年の創業以来、キリンビールが百年以上もの間に培ってきたビールづくりの技術と知見が詰まった本格サワー。1日のご褒美に、香り豊かな泡といっしょに楽しんでみてくださいね♡