手順3.焼き色をはがす
肉に焼き色がついたら、しょうが(お好み)とローリエ、マッシュルームをフライパンに加えます。
フライパンの底についた焼き色は、マッシュルームからでる水分の蒸気ではがしていくイメージです。焦がさないうちに、底についた色をはがしてください。
さらに赤ワインを加えてアルコールを飛ばしつつ、フライパンについた色をこすって底についたうまみをすべて取ります。
〈ポイント〉
お好みでトマト缶(適宜)を加えたい方は、ここでフライパンに入れてください。カレールーにもよりますが、トマト缶を加えると酸味がでて味がしまります。
手順4.煮込む
玉ねぎを炒めた鍋に3を入れます。お肉とフライパンに焼き色をしっかり付けているので赤ワインが茶色になっています。これが深い色に仕上げるコツです。
鍋に水とチキンブイヨンパウダーを加え、ふたをして2時間(圧力鍋の場合は20分)煮込みます。2時間煮込んだあとにつま楊枝をさして、肉の硬さを見ます。
手順5.味を調節して、ルーを入れる
最後に味と濃度を確認して、カレールーを入れます。
味を調節する方法
肉からでた油をざっと取り、火を止めてパッケージ通りにルーを溶かします。
肉の油はうまみでもあるのですべて取らず、少し残してください。残す油の量がわからない場合はルーを溶かしたあとに味見をして、油を戻して味を整えるのもおすすめです。
中辛を使ったとき辛さが足りない場合は、辛口のルー(分量外)を加えてください。
マイルドな辛さで、少し柔らかめでシャバシャバな欧風カレーにしあげています。お好みでブランデーをたらしても、おいしく召し上がれます。
コクとマッシュルームの食感、うまみがあるカレーです。ぜひ、つくってみてください。
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※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。