うまく寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまう。そんなお悩みはありませんか? 実は、これらの睡眠悩みの理由の一つが「呼吸」にあります。心身ともに快適に過ごせて、日中のパフォーマンスをアップさせる、「7秒寝落ちヨガ」をご紹介。さっそく今夜から試して、睡眠の質の変化を感じてください!
リラックスするのが苦手な現代人
スマホやパソコンのような強い光を浴び続ける生活をする人が増えています。光は交感神経を活性化させるため、体を活動モードにします。体を休ませるために睡眠を取るのに、眠る直前まで脳が活動モードのままでは、疲れも取れないし、良質な睡眠にもつながりません。
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眠る前には副交感神経のスイッチをオンに
・眠りが浅い
・夢をよく見る
・夜中に起きてしまう
・寝ても疲れが取れない
・目覚めが悪い
などのお悩みがある人は、交感神経のスイッチがオンのまま寝てしまっている可能性が高いです。睡眠の質を良くするためには、交感神経スイッチをオフにして副交感神経でリラックスモードのスイッチを入れることが大切です。
7秒呼吸法が睡眠の質を高める理由
呼吸を7秒ずつ、ゆっくりと繰り返すことで副交感神経が活性化させる呼吸法です。副交感神経には身体をリラックスさせる働きがあり、リラックスモードのスイッチを入れてくれます。
特に疲れている人は、息を吐くのが苦手。しっかりと吐き切ることで呼吸のバランスが整います。
また、副交感神経が活性化すると体がリラックスし睡眠中も深い呼吸で眠ることができるため、疲れがとれやすいのもポイントです。
【寝る前の新習慣】睡眠の質を高める7秒呼吸法
①ベッドで仰向けになり目を閉じます。
photo by Tomoe Yoshida
②口から7秒かけて息を吐きます。
③7秒息を止めます。
④鼻から7秒かけて息を吸います。この呼吸法を3分間続けて行ってみましょう。
●ポイント
・息を吸うときは鼻で行いましょう
・息を吸うときには、呼吸の音が聞こえないくらい静かに吸いましょう
・口から吐く時は、口をすぼめてやさしく最後まで吐き切りましょう