根菜の煮物を作ろうと買い物していたのは、50代主婦。煮物を撮影するため、お宅にお邪魔しました。
園美さんは、ご主人、2人の娘さんの4人暮らし。あらためて買った食材を見せてもらうと、レンコン・ニンジン・タケノコ・こんにゃく…ということは筑前煮です。
コンブ・シイタケ・ニボシやカツオでダシを取る様子から、かなり手間をかけたお料理かと思いきや、意外にも…。
(園美さん)
「皆さん、どうか知らないけど私は放置ですね」
CBCテレビ:画像『チャント!』
手間をかけず、放置していても調理が進む「保温ジャー」を使うのがこの家流。二重構造で温度が保てる保温ジャーは、ある程度火を通した料理を入れておくだけで、余熱で仕上げの調理ができる便利なキッチングッズです。ガス代の節約もできるとのことで、家計にもやさしいですね。
CBCテレビ:画像『チャント!』
もう一品、塩麴で漬けておいた鶏むね肉も鍋で15分茹でたらまた放置。
(園美さん)
「冷めるまで放置です。私はちょっと疲れたので、ソファで放置(休憩)です」
放置しておいた鶏むね肉は、しっかり火が通り、鶏ハムとして柚子コショウでいただきます。筑前煮も保温ジャーのおかげで完成。放置する間に休んだり、他の家事ができて便利だそうです。
CBCテレビ:画像『チャント!』
この春から大学に通いだしたという娘さんと、一緒に食卓で手を合わせ、さっそく筑前煮から食べます。もう一晩置けば、味がいい感じに染みるとか。鶏むね肉のハムも、娘さんに好評でした。
買い物カゴの中身は、それぞれの家庭の思いや、アイデアが詰まった食卓へと繋がっていました。
CBCテレビ「チャント!」5月2日放送より